思春期以降のすべての方へ

ページID 1036814 更新日 令和7年4月23日

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からだや性についてのお悩みはありませんか?

「思春期」はこどもからおとなへ変わってゆく移行期で、からだにも大きな変化があるため、そんな変化に戸惑ったり、悩むこともあるかもしれません。

そんな時に自分のからだについて正しく知ることが安心に繋がります。また、不安や悩みは一人で抱えず、相談することが大切です。

「思春期」以降の全ての男女に知っておいてほしい情報をまとめています。

今の自分のからだについて知りましょう

適正体重について

からだが健康を保てる体重は、身長やからだの性別によって違います。また、年代によっても違う判断の基準を使います。

・ 15歳以上の人は、「体格指数(BMI)」という基準を使って適正な体重かどうかを判断します。

 ダイエットのしすぎによる「やせ」は様々な健康上の問題を引き起こす可能性があります。まずは自分の適正体重を知りましょう。

BMIの計算式と体型のめやす
(引用元:からだとこころの化学 まるっとまなブック(12歳~15歳) )

以下のリンクから簡単にBMIの計算をすることができます。

・ 15歳までの人は、肥満度判定方法を使って、以下のリンクから自分の身長と体重のバランスを見てみましょう。

からだについて

 

男性、女性のからだの発達
(引用元:からだとこころの化学 まるっとまなブック(12歳~15歳))

月経に関するQ&A(引用元:からだとこころの化学 まるっとまなブック(12歳~15歳))

Q 月経時の不調はどうすればよくなる?

A 血流をよくするために体を温めたり、軽い運動をしたりしてみましょう。痛みがある時は鎮痛剤を服用しましょう。痛みが始まりそうな時には早めに飲んでおくのが、つらさを減らすポイントです。鎮痛剤を服用しても痛みがひどい場合には、子宮内膜症といった病気が隠れていないか、婦人科で相談しましょう。なお、婦人科で行う超音波検査の一つである経腟超音波(エコー)検査では、子宮内膜症を早期に発見することができます。定期的に検診を受けるようにしましょう。

 

Q 月経前に体調が悪くなることが多い。どうすればいい?

A 月経の1週間くらい前からイライラしたり、腰が重かったりする不調を「月経前症候群(PMS)」といい、月経が始まると症状はラクになります。つらい場合には薬があるので、婦人科で聞いてみましょう。

ワクチンや検診を受けましょう

HPVワクチン(子宮頸がん予防のためのワクチン) 

ヒトパピローマウイルス(HPV)は主に性行為で感染します。初めての性交渉を経験する前の10歳代前半でワクチンを受けてウイルスの感染を防げば、子宮頸がんを防ぐことができます。

春日井市では対象年齢の女性に対し、HPVワクチンの無料接種を行っていますので、以下のリンクからご確認ください。

対象:小学校6年~高校1年相当の女性

接種の回数と間隔:半年~1年の間に決められた回数(ワクチンの種類や接種する年齢によって異なります)

※接種には、保護者の方の同意が必要です。

子宮頸がんについて

子宮頸がんは20~30歳代の女性で増加していて、性行為によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)がほとんどの原因です。ありふれたウイルスで、セックスの経験があれば一生に一度は感染するといわれています。初期の子宮頸がんはほとんど自覚症状がないため、定期的ながん検診を受けることが早期発見につながります。

春日井市では、子宮がん検診の受診料金を一部補助していますので、以下のリンクからご確認ください。

対象:20歳以上の女性

からだについてもっと知りたい・相談したい時

からだや性について、詳しくは以下のリンクを参考にしてください。

※日本家族計画協会 思春期・FP相談LINEのリンクを開くには、LINEアプリのインストールが必要です。

将来のライフプランを考えてみましょう

妊娠・出産、育児、介護、転職など、人生にはたくさんの転機があります。

以下の例を参考にあなたの将来のライフプラン、そしてそれを実現するために必要なことについて考えてみましょう。

ライフプランの一例
(引用元:国立成育医療研究センター プレコンノート)

※プレコンセプションケア(プレコン)とは

 プレコンセプションケア(プレコン)とは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。今は妊娠や結婚を考えていなくてもプレコンセプションケアに取り組むことで、今の自分がもっと健康になって、よりすてきな人生をおくることにつながります。

望まない妊娠を避けるために

妊娠や出産はあなたの人生を大きく左右する大切な出来事です。あなたのライフプランを実現するためにも、思いがけない妊娠や望まない妊娠を避けることが必要です。避妊について正しい知識を知っておきましょう。

確実な避妊法ピルのメリットとデメリット
(引用元:日本産婦人科医会 望まない妊娠を繰り返さないために 中高生のあなたへ)
コンドームの正しい使い方
(引用元:日本産婦人科医会 望まない妊娠を繰り返さないために 中高生のあなたへ)
避妊した時としなかった時のどちらがお金がかかる
(引用元:日本産婦人科医会 望まない妊娠を繰り返さないために 中高生のあなたへ)

思いがけない妊娠で困っている人へ

「生理が遅れている…」、「妊娠してしまった…」、「妊娠を誰にも知られたくない」等の妊娠に関するお悩み別Q&Aや思いがけない妊娠で困っている人に向けた相談窓口を掲載しています。

性感染症について知りましょう

性器と性器、あるいは肌と肌の接触でうつる病気があります。こうした病気は性感染症と呼ばれ、以下のような種類があります。もしもかかってしまったら、すぐに病院へ行きましょう。

代表的な性感染症の種類
(引用元:からだとこころの化学 まるっとまなブック(12歳~15歳))

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このページに関するお問い合わせ

こども未来部 こども家庭支援課

〈電話〉
0568-85-6170(市役所本庁舎2階)
0568-87-1552(総合保健医療センター3階)

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