子宮頸がん(HPV)ワクチン

ページID 1003116 更新日 令和7年2月4日

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子宮頸がんワクチンの接種期限が延長されます

☆☆公費によるHPVワクチン「キャッチアップ接種」期間についての大切なお知らせ☆☆

子宮頸がん(HPV)ワクチン「キャッチアップ接種」の期限の延長

 平成9(1997)年4月2日~平成20(2008)年4月1日生まれの女性の中に、定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生)の間に、子宮頸がんワクチンの定期接種を逃した方がいらっしゃいます。

 その方々へ、改めて接種の機会を提供するため、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、子宮頸がんワクチンを公費(無料)で接種できる「キャッチアップ接種」が行われてきましたが、令和6年の夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチン接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃいます。そのため、令和4年4月1日~令和7年3月31日までに1回以上接種を受けた方は、令和7年度も接種完了まで継続して無料で受けられます。

 なお、接種期間延長の対象者には、令和6年度が定期接種最終年度(高校1年生に相当)である平成20(2008)年4月2日~平成21(2009)年4月1日生まれの女性も含まれます。

【対象者】
・平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性

※子宮頸がんワクチンの接種が完了した者を除く

【無料接種期間延長の条件】
・令和4年4月1日~令和7年3月31日に1回以上の接種を受けた方

【延長後接種期限】
・令和8年3月31日まで

 対象者で条件に該当する方には、有効期限を延長した接種券を5月中に交付する予定です。新接種券がお手元に届くまでは、旧接種券(令和7年3月31日に有効期限が切れたもの)をそのまま指定医療機関へご持参いただき、接種を受けることができます。



 子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を予防することで、一部のHPVが引き起こす子宮頸がんの防止を目的とするものです。子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐサーバリックス・ガーダシルに加え、令和5年4月1日から80~90%を防ぐシルガード9も無料の定期接種(国が定めた予防接種)に追加されました。感染及び前がん病変の予防に高い有効性が示されており、初回性交渉前に接種することが推奨されています。
 年間約11,000人の女性が子宮頸がんと診断され、1年で約2,900人の方が亡くなられています。他人事と思わず、ご自身やお子さまの大切な健康を守るために、ぜひ早めの接種をご検討ください。

早めに接種券が欲しい方・転入等により接種券をお持ちでない方・紛失等により再交付をご希望の方

次のリンク先をご確認ください。

【重要】接種を希望される場合は、接種券に同封するリーフレットやこのページなどで、接種の効果や副反応等について十分理解した上で受けてください。

 子宮頸がんワクチンは、平成25年4月から定期接種となりましたが、接種後にワクチンとの関係を否定できない持続的な痛みを有する方が一定数見られたため、適切な情報提供ができるまでは、積極的な接種の勧奨を控えるよう厚生労働省から勧告がありました。(平成25年6月)

勧告は、令和3年11月26日に廃止となり、積極的勧奨を再開することになりました。

接種の効果や副反応等について

次のリーフレットやホームページも参考にしてください。(各画像をクリックするとPDFデータが開きます)

↓子宮頸がんワクチン接種を受けた後の注意事項(画像をクリック)


対象者

1.小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女性(標準的な接種期間は中学校1年生)
 ※令和7年4月に、新たに小学校6年生と中学校1年生になる女性へ、接種券・1回分の予診票・案内リーフレットを郵送予定です。

2.国の積極的勧奨差し控えにより接種の機会を逃した平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性(延長条件に合致する方は、接種期間令和8年3月まで)※ページトップの「大切なお知らせ」をご確認ください。

接種間隔

ワクチンの種類により、異なります。

種類 回数 標準的な接種間隔

規定の接種間隔

(標準的な接種間隔で接種できない場合)

サーバリックス 3回

2回目:1回目接種から1か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:1回目接種から5か月以上、2回目接種から2か月半以上の間隔

ガーダシル 3回

2回目:1回目接種から2か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:2回目接種から3か月以上の間隔

 

 

シルガード9

3回

2回目:1回目接種から2か月の間隔

3回目:1回目接種から6か月の間隔

2回目:1回目接種から1か月以上の間隔

3回目:2回目接種から3か月以上の間隔

2回

 

6か月の間隔

5か月以上の間隔

※2回接種は、15歳未満で接種を開始し、表の2回接種における標準、または規定の間隔で接種を受ける場合に可能です。

これまでに1~2回接種を受けた人の接種方法について

 過去に接種した回数(シルガード9の接種も含む)は、接種を受けてからの期間に関わらず規定の回数としてカウントし、残りの回数を定期接種として無料で受けられます。

 1.接種したワクチンの種類がわかる場合
  原則、同一種類のワクチンで残りの接種を完了します。
  ただし、サーバリックスまたはガーダシルからシルガード9への変更については、
  保護者等が接種を受ける医療機関の医師と相談し決めた場合には可能です。
  (シルガード9の3回接種の場合と同様の接種間隔になります)

   2.接種したワクチンの種類が不明の場合
  まずは当時、接種を受けた医療機関へご確認ください。確認できない、
  不明という場合は、接種を受ける医療機関の医師へその旨を伝え、
  十分に相談してから接種するワクチンを決めてください。

接種場所

接種券と予防接種履歴が分かるもの(母子健康手帳あるいは予防接種済証など)を持参し、子宮頸がんワクチン定期接種を実施する市内の指定医療機関で受けてください。

※接種の予約をされる際は、実施医療機関かどうかを必ずご確認ください。

市外で接種を受ける場合

市外や指定医療機関以外で定期接種を受けたい場合について、事前の手続きにより接種を受けられますので、下記のリンクをご覧になり手続きしてください。

1人で接種を受けたい場合は?

 13歳以上であれば、お1人で接種を受けることが可能です。ただし、16歳未満の場合は、同意書の提出が必要となります。


令和3年度以前に受けた任意接種に対する払い戻し制度について

 令和3年度以前に受けた任意接種(ただし、ワクチン種類がサーバリックス及びガーダシル、かつ、接種費用の全額を自己負担している場合に限ります)に対する払い戻し制度を実施します。

 対象となる方の要件など、詳細は下記ページをご覧ください。

※申請は令和7年3月31日までとなりますので、希望される方はお急ぎください。

接種に関する相談窓口

【接種後に、健康に異常があるとき】
接種を行った医師・かかりつけ医、子宮頸がんワクチン接種後に生じた症状の診療に関する協力医療機関
※協力医療機関の受診については、接種を行った医師又はかかりつけの医師にご相談ください。

【不安や疑問があるとき、困ったことがあるとき、また、症状・医療・救済制度等全般について】
愛知県保健医療局感染症対策課  電話:052-954-7491
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 電話:0120-469-283

【学校生活に関する相談について】
愛知県教育委員会学習教育部保健体育課  電話:052-954-6793

【接種による健康被害救済に関する相談】
春日井市健康増進課予防担当 電話:0568-85-6168

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6168
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