みんなでDIG やってみよう災害図上訓練

ページID 1004201 更新日 令和3年7月26日

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みんなでDIG やってみよう災害図上訓練イメージ図

 今後30年以内の発生確率が70~80パーセントとされ、いつ起きても不思議ではないといわれている南海トラフ地震。南海トラフ地震などの災害が起きたとき、あなたは慌てることなく冷静に行動することができますか。今回は、いざというときに役立つDIG(災害図上訓練)を紹介します。

DIGってなあに

 Disaster(災害)、Imagination(想像)、Game(ゲーム)の頭文字を取って名付けられた誰にでもできる訓練です。自分たちが生活している地域で災害が発生した場合を想定し、その対応策をイメージトレーニングしてみようというものです。

用意するもの

自宅周辺の地図、カラーペン、シールなど。

まずはあなたの家の寝室で

  1. 寝室の間取りや家具の配置、寝る位置などを書く
  2. 2月の寒い平日の午前4時ごろ、就寝中に大地震が起こった場合にどんな危険性があるか、どうしたら無事避難できるかを考え、話し合う
  • 避難するための通路は確保していますか?
  • 家具などが転倒・落下する恐れはありませんか?
  • ガラスの飛散防止対策をしていますか?

対策

対策

  • 枕もとには、懐中電灯・スリッパ・笛などを置いておく
  • たんすは転倒防止金具を付け固定し、万が一倒れても助かるように位置などを変える
  • 窓ガラスが飛び散らないように、飛散防止フィルムをはる

家族でDIG

家族でDIG

1.地図上にあなたの家を記入しましょう。
2.災害時に家族が集まる避難場所を記入しましょう。

救助用品

3.自宅や学校からの避難コースと、自宅周辺や避難コースにある危険な場所などを記入しましょう。
4.救助用品や生活必需品が手に入るスーパーやコンビニエンスストア、薬局、病院などを記入しましょう。

災害時にすべきこと、持ち出す物を家族で話し合いましょう。出来上がった地図は、我が家独自の防災マップになります。

地域でDIG

  1. 自分たちがどのような状況にあるのかを具体的に想定し、参加者がイメージできるようにします 。

    例えば
     
    • 震度6弱の地震が休日の午後6時に発生
    • 自分や家族は無事で、安全が確保されている
    • 室内は家具などが散乱している
    • 電気、ガス、水道はすべてストップなど
  2. 自宅周辺の被害状況や避難場所、救援が必要な家などを地図上に記入しましょう。
  3. 自分はどのように行動すべきか、そして地域に必要なものは何かといったことを話し合います。

安全・安心まちづくりボニターの指導の下、 図上訓練に取り組む高蔵寺自治消防団

 従来の防災訓練とは異なり、地域性を探求することにより、災害を理解し、防災意識をより高める効果が期待できます。
 DIGに決まったルールはありません。参加者の立場や関心によってさまざまな形や方法があります。家族や地域でぜひ取り組んでみてください。

このページに関するお問い合わせ

総務部 市民安全課

電話:0568-85-6072
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