令和7年度第1回市民環境アカデミー

ページID 1038111 更新日 令和7年10月9日

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講座内容・日時

日時  

令和7年9月28日(日曜日) 午後2時15分~午後3時45分

場所

文化フォーラム春日井会議室A・B

参加者

受講者37名

タイトル  

温暖化で異常気象が日本狙い撃ち!四季から二季へ、なぜ?

講師

三重大学大学院 生物資源学研究科地球環境学講座 気象・気候ダイナミクス研究室 教授 立花 義裕

概要

異常気象の解説者としてテレビでお馴染みの立花義裕が、むずかしいことをやさしく、ふかく、おもしろく、まじめに、ゆかいに解説します。テレビでは話せないことも語りつつ、気象・気候学の最先端の面白さへ誘います。毎年繰り返される激しい気象、世界中で日本が一番異常です。どうして日本が狙われるのでしょう。このまま二酸化炭素を排出し続けて温暖化が進めば、日本の四季は長い夏と冬の「二季」となる可能性さえあるのです。

当日の様子

 今年の夏、日本各地にて最高気温記録を更新するなど、過去に類を見ないほどの猛暑が続きましたが、その原因は3つの高気圧(チベット高気圧、南北傾斜高気圧、太平洋高気圧)が日本列島の上空を覆っていること、海面水温が上昇したことと教わり、現在の日本の気候メカニズムを学ぶことができました。
 また、猛暑や記録的大雨になる原因や春と秋の期間が短い原因が偏西風の位置や風の速さが関係していることを知ることができました。
 気候危機は食糧問題に直結するが、気候変動の危機に無関心な人が多いため、今後水稲等大きな影響を受けると話があった。それらを防ぐために、気候危機問題に向き合い、自分事と捉え、自発的に行動することが重要だと学ぶことができました。

講義風景の写真

講義風景の写真

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環境部 環境政策課

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