令和7年度第2回市民環境アカデミー

ページID 1038126 更新日 令和7年10月9日

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講座内容・日時

日時  

令和7年10月4日(土曜日) 午前9時30分~午前11時30分

場所

少年自然の家 第2研修室

※雨天のため、フィールドワークは中止。室内にて講義

参加者

受講者18名

タイトル  

フィールドワークで蝶の生態系を知ろう

講師

春日井市自然環境保全活動推進員 尾崎 尚志、山口 正恵

概要

春日井市の東部丘陵地域には多くの自然が残っており、そこには多種多様な動植物が生息しています。本講座では、フィールドワークにて、蝶の生息する環境を理解し、自然環境保護について考えます。

当日の様子

 春日井市は古くから豊かな自然に恵まれ、多種多様な動植物が生息してきましたが、高度経済成長期以降のニュータウン、工業団地等の開発により、自然環境が大きく変化しており、蝶においても例外ではなく、生息数の減少並びに種の絶滅につながっていることを教わりました。
 また、地球温暖化の影響により、従来南方地域に生息していた蝶が市内で確認されたり、人為的な持込み等により、外来種が生息域を広げたりと、市内で生息する蝶にも様々な変遷が見られることが分かりました。
 東部丘陵で見られる蝶の例として、アサギマダラを挙げ、特徴や生息状況、幼虫の越冬観察記録を紹介された他、越冬のために九州・沖縄地域から長距離移動していることを説明され、種の生存本能について知ることができました。
 講義終了後、少年自然の家に展示されている蝶の標本や市指定希少野生動物種であるギフチョウの展示を見学し、講師の説明に興味を持って聞いていました。

講義風景の写真

講義風景の写真

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