環境映画上映会を開催しました(令和2年10月10日)
一人でも多くの市民の環境への関心と環境保全意識を高めることを目的に、「環境映画上映会」を10月10日(土曜日)に文化フォーラム春日井 視聴覚ホールにおいて開催しました。たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
環境映画上映会
タイトル |
チェイシング・コーラル~消えゆくサンゴ礁~ |
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内容 |
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書によると、熱帯地域のサンゴ礁の70~90%が消滅すると発表されている。 気候変動によるサンゴの白化現象を追うドキュメンタリー映画で、ダイバー・科学者・写真家らのチームが目の当たりにする枯れ果てたサンゴの映像は衝撃的で、そこから伝わる厳しい現実が見る者の心に深く突き刺さる。 |
監督 | ジェフ・オーロースキー (2017年/アメリカ/89分) |
当日の様子
生命を育む海のゆりかごであるサンゴ礁の圧倒的な美しさと、気候変動によって想像を超えるスピードで失われていく現実に衝撃を受けました。サンゴ礁の白化現象は、地球温暖化だけでなく、魚の乱獲、海洋汚染、持続可能でない方法による沿岸部開発なども危機を加速させる要因とされており、環境保全の枠組みにとどまらない、経済、社会糸の共生の在り方について考える必要があることを実感しました。
海の中で起こっていることは見えづらく、危機感を持ちづらいが、映画を通して、サンゴ礁のこと、私たちが住む地球のことを考えるきっかけとすることができました。
パネル展示
会場ロビーでは、かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議及び市民団体会員の活動報告やパナソニック エコシステムズ株式会社が主催する環境絵画コンクールの作品を展示しました。
たくさんの方に興味深くご覧いただき、環境への関心の高さがうかがえました。
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