リビングにおける防火の習慣

住宅火災で最も多い出火場所が居室です。

居室では、たばこ、ストーブ、コンロ、電気器具が死者の出た火災原因の上位です。

灰皿にはいつも水を入れておく。

たばこの吸殻は溜めずにこまめに捨てる。吸殻をくずかごに捨てないように!

ストーブをカーテンや家具に近づけない。ストーブのまわりは、全面1m以上、横・後15cm以上、上部1m以上あけておくこと。

洗濯物をストーブの上に干さない。洗濯物がストーブの上に落ちたら大変!

部屋に誰もいない時は、ストーブを必ず消す。火に留守番をさせないこと。

石油ストーブは確実に火が消えてから給油する。火が残っていたらあぶない!

ストーブのそばにスプレー缶を置かない。スプレー缶が熱せられると爆発する危険があります。

電気のコードをカーペットや家具などの下敷きにしない。コードが傷つき、熱を持って危険です。

たこ足配線はしない。決められた容量以上で使用するとプラグが熱を持って危険です。

電力量の大きなエアコンは、ときどきプラグの確認を。プラグが熱くなっているときは運転を休ませましょう。

1階、2階に1本ずつ住宅用消火器を。消火器を使った半数以上が初期消火に成功しています。

内装材には、火を広げにくい不燃性のものをできるだけ不燃性の壁紙などを使って、壁や天井、出入り口などを燃えにくい構造にしましょう。
