ポリファーマシー(多剤服用)とは

ページID 1029084 更新日 令和4年7月14日

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ポリファーマシーとは

ポリファーマシーは、単に服用する薬の数が多いことではなく、多くの薬を服用することにより副作用や飲み間違いなどの問題につながる状態のことです。

高齢になると、薬の数が増えて副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。

なぜ、高齢者では薬の数が増えるの?

高齢になると、複数の病気を持つ人が増えてきます。病気の数が増え、受診する医療機関が複数になることも薬が増える原因となります。

高齢者では、使っている薬が6種類以上になると、副作用を起こす人が増えるといわれています。

なぜ、高齢者では副作用が起こりやすいの?

高齢になると、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬を分解したり、体の外に排出したりするのに時間がかかるようになります。
また、薬の数が増えると、薬同士が互いに影響しあうことがあります。そのため、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

気になる症状があるときは医師、薬剤師に相談しましょう

薬を飲んでいて「何か変だな」「いつもと違う」など気になる症状があっても、勝手に薬をやめたり、減らしたりするのはよくありません。薬によっては急にやめると病状が悪化したり、思わぬ副作用が出ることがあります。必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

お薬手帳は1冊にまとめましょう

お薬手帳を活用することで、薬の重複や不適切な飲み合わせ等による副作用を防ぐことができます。医療機関を受診するときや薬局に行くときは、お薬手帳を必ず持参しましょう。

複数の医療機関にかかっている場合でも、お薬手帳は1人1冊にまとめましょう

あなたの服薬状況を医師、薬剤師に明確に伝えることができ、災害などの緊急時にも役立ちます。

このページに関するお問い合わせ

市民生活部 保険医療年金課

電話:0568-85-6367
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