令和4年度 春日井市放課後教室運営委員会議事録

ページID 1032851 更新日 令和5年10月31日

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1 開催日時

令和5年2月3日(金曜日) 午前10時~午前11時

2 開催場所

春日井市役所 教育委員会室

3 出席者

【委員長】

春日井市立藤山台小学校長 南 英雄

【副委員長】

春日井市小中学校PTA連絡協議会母親副委員長 原 麻紀子

【委員】

春日井市区長町内会長連合会理事 松田 篤義
春日井市区長町内会長連合会理事 樋口 清二
春日井市立坂下小学校長 市原 裕子
石尾台小学校放課後なかよし教室運営指導者 川合 京子
放課後なかよし教室コーディネーター 山田 ひと美

【事務局】

教育部長 西野 正康
学校教育課長 大城 達也
学校教育課課長補佐 梶原 和行
学校教育課主査 原口 幸恵
学校教育課主事 市川 順一

【欠席者】

春日井市小中学校PTA連絡協議会母親委員長 満月 恭子

4 傍聴者

 なし

5 議題

  1. 放課後なかよし教室について
  2. 土曜チャレンジ・アップ教室について
  3. サマー・スクールかすがいについて

6 会議資料

7 議事内容

1 放課後なかよし教室について

【原口主査】

 資料1「令和4年度放課後なかよし教室の実施状況」について説明

【原口主査】
 資料2「令和5年度放課後なかよし教室の実施案」について説明
【南委員長】
 5月8日に2類から5類に引き下げられると、保護者の働き方も在宅から通常勤務に変わってくると思います。放課後なかよし教室を希望する人が増えてくるのではと予想されます。途中参加の手続きはどうなりますか。
【原口主査】
 放課後なかよし教室の受付は随時行っておりますので、年の途中からでも参加は可能です。参加費用は1年間で2,000円になりますので、月割り計算はできません。
【樋口委員】
 ボランティアの数が極端に減っていますが、減少した人数の対策はある程度目途が立つのですか。
【原口主査】
 あくまでもボランティアになりますので、スタッフ人数としては考えていません。
【樋口委員】

 ボランティアの方が以前のように多くなくても運営はできるということですか。

【原口主査】

 ボランティア登録がしてあると、急なスタッフの休みの時などに声をかけることができますので助かります。

 採決の結果、全員一致で令和5年度放課後なかよし教室の実施案について承認。

2 土曜チャレンジ・アップ教室について

【原口主査】

 資料3「令和4年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施状況」について説明 

【樋口委員】

 今までの依頼の仕方や広がり状況など、簡単に教えてください。

【原口主査】
 毎年、各学校に希望調査をとらせていただいて、手が挙がった学校で実施をさせていただいています。応募がなかった学校については、すでにPTAや地域等で子どもに対する活動を行っているため、申し込みをしていないと聞いています。
【大城課長】

 元々この事業は、週5日制になって、土曜日が休みになったときの最初の調査で、春日井市の子どもが土曜日にゲームやテレビをすると回答した割合が全国平均よりも高く、それをなんとかしたいという思いで事業を始めました。全校に希望調査をして希望すると言った学校ですべて実施しています。申込みしていない学校は、何かしら地域で行事を行っているので必要がないと学校が判断しているということです。

【市原委員】
 坂下小学校は申し込みしていませんが、地域で計画していただく行事に子どもたちを参加対象としていただています。とても多く計画していただいています。中部大学が近いこともあって、坂下小学校の児童を対象にした講座もあります。本校は申し込んでいませんが、子どもたちのための催しや楽しい集まりはそれぞれの学校で何かしらあると思います・
【原口主査】
 資料4「令和5年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施案について」 説明
【南委員長】
 申し込みで抽選になっている箇所があります。お家の人にとっては参加させたいという思いがあると思います。コロナも2類から5類に変わりますので、もう少し対象人数を増やしてもいいのではないかと思います。希望した人が参加できるようになるといいと思います。
【山田委員】
 放課後なかよし教室、土曜チャレンジ・アップ教室、サマー・スクールかすがい、すべてに関わらせていただいておりますが、ボランティアをどのような形でお願いしたらいいか、いつも考えています。今後は地域と学校が一体となって行っていく必要があると感じます。人材の確保について情報をお持ちであればお聞かせいただきたいです。
【南委員長】
 人材の確保というお話がありましたが、地域の方のボランティア情報があれば教えてください。
【樋口委員】
 難しいと思います。話は変わるかもしれませんが、コミュニティプールを管理していた団体がなくなってしまい、新たに実施することは決まったのですが、人材確保が難しいです。協力依頼の発信が大事で、案内文をこれから出すのですが、なかなか魅力が伝わらないです。
【南委員長】
 やりたい人が増えてくるといいのですが、手伝うことはできるけど運営に関わってくるとなると、尻込みしてしまう方もいます。
【原口主査】

 職員も一緒になって運営に携わっていけたらと思います。
 現在、各学校に地域コーディネーターを順次委嘱しています。地域コーディネーターの力も借りながら事業を進めていけたらいいなと思います。

【南委員長】

 だんだん、地域コーディネーターが配置されていくのですね。地域の方と一緒に相談しながら進めていくルートを作っていくと、学校からの声も上がってくるのかもしれません。学校としても、それに乗らせてもらうということでやりやすいと思います。今後広がっていくと楽しいと思います。

 

【大城課長】

 篠木小学校でも地域コーディネーターが配置されています。先日、地域コーディネーターの方が地域の方やPTAの方に声をかけて、学校の観察池の掃除を行いました。有志の方が10数人集まったと聞いています。そういった活動をするために、現在、市内11校で地域コーディネーターの委嘱をしています。残りの学校については、来年度、再来年度で順次委嘱をしていきます。活動を少しずつ増やしていきたいと思います。

 採決の結果、全員一致で令和5年度土曜チャレンジ・アップ教室の実 施案について承認。

3 サマー・スクールかすがいについて

【原口主査】

 資料5「令和4年度サマー・スクールかすがいの実施状況」について説明

【山田委員長】

 今年度のサマー・スクールかすがいは、応援スタッフを配置しましたが、コロナの関係でうまく回らなくなりました。来年度開催に向けてスタッフの調整をしていますが、スタッフが足りていませんので、協力していただける方がいればありがたいです。

【南委員長】
 スタッフの募集はどのような形でしていますか。
【原口主査】
 広報、ホームページで募集をしています。給食の配膳員の方々にもチラシ配付をして協力を呼び掛けています。
【原口主査】
 資料6「令和5年度サマー・スクールかすがいの実施案」について説明
【南委員長】
 サマー・スクールかすがいのスタッフは、応募をして採用という形ですか。時給はいくらですか。
【原口主査】
 会計年度任用職員として採用させていただいております。時給については今現在、指導者が1,100円で、協力者が990円となっております。サマー・スクールかすがいスタッフとして募集していますが、まずは、放課後なかよし教室スタッフにお声がけをして、不足している地域については給食の配膳員の方や非常勤の教職員に声をかけています。
【南委員長】
 採用期間は夏休みだけですか。
【原口主査】
 はい。そうです。
【南委員長】

 非常勤の先生方は、子どもがいない夏休みの勤務はないので、声をかけると広がっていく可能性があるかもしれないと思いました。

 採決の結果、全員一致で令和5年度サマー・スクールかすがいの実施案について承認。

【南委員長】
 他に全体を通じて御意見等ありますか。
【山田委員】
 子どもの家には定員がありますので、子どもの家に入れなかった児童が利用する場合があります。放課後なかよし教室が始まった当時と保護者の働き方が変わってきていて、就労している方が増えています。問題になっているのは学校の駐車場の件です。なかよし教室は車の送迎は禁止ですが、学校に御迷惑をおかけしている場合もあると伺いますので、この場を借りてお詫びいたします。
【川合委員】
 なかよし教室が始まった当初から勤務しています。色々な問題が今までありましたが、人材確保という面で運営が難しくなってきているので、お知り合いの方でお仕事したいという方がいらっしゃったらお声がけに御協力をお願いいたします。
【市原委員】
 自分の子どもが小学生だったときは民間学童に預けていました。子どもの家は当時ありましたが、預かっていただく時間のこととか、通っている学校に子どもの家がなかったこともあり、他校の学区の子どもの家に行かせるのを躊躇したことを思い出しました。それに比べれば、こうやって、放課後なかよし教室、土曜チャレンジ・アップ教室、サマー・スクールかすがい等、施策として、子どもを持つ親のサポートを進めてくださっていることはありがたいなあと思います。思い出せば、民間学童に預けていたときの夏休みも同じようなことがありました。日頃は授業後だけ預かって頂くのですが、夏休みは保護者である自分たちが交代で仕事を休んで子どもをみることもありました。子どもの事を考えることが大事ですが、仕事の都合とか難しい問題はずっとあるのだなあと感じました。安心して我が子を見てもらえるということは保護者にとっても大きな安心感になります。お家で過ごせる子もいるし、それぞれですが、選択肢としてこのような居場所があるのはありがたいなあと思います。先ほどのお迎えの車については、学校ごとによって事情が違っていて、駐車場所がない学校もあります。働いている方が家に帰ってお迎えに来ることは難しいと思うので、現実はどこまで歩み寄れるのかというところかなあと思います。
【樋口委員】
 子ども会がなくなってきていますし、町内会や町内会への参加も減っています。昔と比べて地域と子どもの関係が極端に減っています。それぞれの団体で対策をとっていますが、人材の確保とか色々な問題があります。地域で子どもを育てていく対策として、各団体協力して総合的に考えていかないとなかなか進まないと思います。
【松田委員】
 松山小学校に友人がいるのですが、夢事業というボランティア活動があると聞いています。人数がたくさん居て、どういう風に人を集めているのかわかりませんが、当初はPTAの中で代表の方が始めたと聞いています。だいぶ広がってきているようです。地域の会社を協賛に入れたり、子どもたちを集めてイベントを行っているようです。人集めの仕方について聞いてみたいと思いました。
【原委員】
 サマー・スクールかすがいについては、できれば自分の学校で実施してもらいたいです。他校の人も参加できるということを題材的に謳ってもらえれば、参加しやすいと思います。
【南委員長】
 ありがとうございます。何らかの形で還元できればいいと思います。

 上記のとおり令和4年度春日井市放課後教室運営委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、委員長及び副委員長が署名する。

 令和5年3月3日
               会長  南 英雄
               副会長 原 麻紀子

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会 学校教育課

電話:0568-85-6442
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