令和3年度 春日井市放課後教室運営委員会議事録

ページID 1028204 更新日 令和4年11月16日

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1 開催日時

令和4年2月9日(水曜日) 午前10時~午前11時

2 開催場所

春日井市役所 教育委員会室

3 出席者

【委員長】

春日井市立勝川小学校長 山田勝史

【副委員長】

春日井市小中学校PTA連絡協議会母親委員長 西澤 瑞穂

【委員】

春日井市区長町内会長連合会理事 平出幸広
春日井市立大手小学校長 岡田尚之
丸田小学校放課後なかよし教室運営指導者 浅野博子
放課後なかよし教室コーディネーター 山田ひと美

【事務局】

教育部長 西野正康
学校教育課長 大城達也
学校教育課課長補佐 山口千夏
学校教育課主査 原口幸恵
学校教育課主事 市川順一

【欠席者】

春日井市小中学校PTA連絡協議会母親副委員長 片山麻美
春日井市区長町内会長連合会理事 太田清恵

4 傍聴者

 2名

5 議題

  1. 放課後なかよし教室について
  2. 土曜チャレンジ・アップ教室について
  3. サマー・スクールかすがいについて

6 会議資料

7 議事内容

1 放課後なかよし教室について

【原口主査】

 資料1「令和3年度放課後なかよし教室の実施状況」について説明

【山田委員長】

 コロナ対応の研修は、今年度実施しましたか。

【原口主査】

 コロナ対応の研修の実施はしていませんが、コロナの状況をスタッフにメールでお伝えしたり、巡回時にお伝えしたりしました。

【山田委員長】

 コロナの状況は新しい変異株が出てきたりして、日々状況が変化しています。情報提供がされているということで安心しました。

【原口主査】
 資料2「令和4年度放課後なかよし教室の実施案」について説明
【山田委員長】
 安定した人材確保のお話がありました。実際に働いている側として、山田委員、浅野委員は御意見ありますか。
【山田委員】
 西部地区の人材が不足しています。また、スタッフも高齢化しており、60代の方が増えてきましたので、新しい方の採用が増えていくといいと思います。
【山田委員長】

 子ども達の放課後の居場所づくりには、スタッフや地域の皆さんの援助がないと実現しませんので、事務局の方も努力していただけると良いと思います。
 一日の平均利用人数についてですが、コロナ禍なので利用を差し控えている状況もあるように思います。保護者のニーズを叶えつつの人数でよろしいですか。

【原口主査】
 なかよし教室は定員を設けておりませんので、御希望があればすべての子ども達が利用できます。
【山田委員長】

 以前は多くの学校で部活動などの活動があって、子どもの居場所のひとつとしてありましたが、今は部活動を実施している学校が少ないです。本校も外部指導者による部活動を継続して行っていますが、保護者からの意見を伺いますと、部活もそうですが、授業後の子どもの居場所の確保について努力して欲しいという意見がたくさんあります。そのひとつが放課後なかよし教室で期待されている所かなと思います。充実をお願いいたします。

 採決の結果、全員一致で令和4年度放課後なかよし教室の実施案について承認。

2 土曜チャレンジ・アップ教室について

【原口主査】

 資料3「令和3年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施状況」について説明 

【山田委員長】

 子どもたちの感想を見ますと、楽しかったという声が多くあがっています。課題にもありました、主体となって企画運営を行う担い手の発掘とありますが、今年度は中部大学の学生が多く実施してくれたのですね。企画運営を行う方の発掘の努力という取り組みは、具体的にどういったことをされましたか。

【原口主査】
 昨年も同じように課題としてあげさせていただきました。昨年の委員の方から講師の御紹介をしていただき、早速、その方にお願いして講座を開催させていただきました。この繋がりを大切にして来年も実施ができたらと考えます。
【山田委員長】

 この会からも推薦をしていかなくてはいけないと思います。広く公募し、担い手が増えてくるといいと思いました。

【原口主査】
 資料4「令和4年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施案について」 説明
【山田委員長】
 以前は、学校は土曜日に授業がありました。20数年前の話ですが、学校週5日制が社会でも認知され、そのことで話題になることも少ないのですが、土曜日に学校があったのになくなってしまった、そこに行政としての施策として土曜チャレンジ・アップ教室が開催されたという経緯から考えますと20数年経っております。経緯からすると、実施回数は減ってきている傾向ですか。
【原口主査】

 昨年から比較すると回数は減ってはいないです。同じような回数を行っています。好評だったから学校としても同じように来年度も続けてほしいという現れだと思います。

【山田委員長】

 目的が達成されるのなら、土曜チャレンジ・アップ教室の廃止も含めて議論が必要かと思いますし、新たに定着してきている土曜日の活動として継続するのであれば、持続可能な活動として続けていかなければな らないですし、目的が達成しているのか、新たな課題が生まれて継続しないといけないのか、見直す機会のタイミングなのではと私は思います。

 採決の結果、全員一致で令和4年度土曜チャレンジ・アップ教室の実 施案について承認。

3 サマー・スクールかすがいについて

【原口主査】

 資料5「令和3年度サマー・スクールかすがいの実施状況」について説明

【山田委員長】

 参加者が今年度は547名あったというところで、課題が人材となっています。10校で実施をして、具体的に人材の問題について何かありましたか。スタッフが足らないとか、休みの取り方等で穴があいたとか。

【原口主査】
 スタッフは、午前午後それぞれ3名で、ぎりぎりの状態で配置をしていました。お休みが取りづらいという話もありました。急なお休みについては対応に苦慮しました。1名減の状態で実施をしたり、子ども政策課にいる保育士職員に急遽応援をお願いしたりしました。お休みが取りづらいという環境をつくらないために、多めに人材を確保する必要があると改めて実感しました。
【山田委員長】
 スタッフの御協力で今年度は実施ができた、ということですね。
【原口主査】
 資料6「令和4年度サマー・スクールかすがいの実施案」について説明
【山田委員】
 スタッフの問題ですが、放課後なかよし教室のスタッフは午後勤務でお願いしてきている経緯があります。それで、午前中のスタッフ確保が難しいです。来年度に向けてスタッフの調整はしていますが、人材がなかなかいません。指導者の方も足りない状況です。学校の給食配膳員とか学校生活支援員の方とかお声がけをしたいのですが、それがいいのかどうかのご相談です。給食センターにはお声がけをしましたが、なかなか応募がありません。2教室使用すると3人のスタッフでは大変です。 来年度、応援スタッフ要員も考えていますが、スタッフ要員も難しい状況です。学校の方にお願いすることは可能なのか御相談です
【山田委員長】
 人材の登用の部分では、学校が判断できることでもありませんし、事務局の方でお声がけはできないでしょうか。
【原口主査】
 学校給食会には、先日スタッフ募集のチラシを配付させていただきました。御協力を求めましたが反響は薄いというのが実情です。市内全校の児童保護者向けにもチラシを配付させていただきましたが、なかなか集まりません。あとは個別に声掛けをする必要があるのかなと思ってい ます。
【山田委員長】
 学習支援講師や学校生活支援員の依頼は校長として声掛けをします が、その話の中で扶養手当や保険の問題で、働きたくても御家庭の都合があって、それ以上収入を得ると難しいという声も聞きます。その方がいいですよ、と言っていただければ問題はないですね。
【山田委員】
 なかよし教室のスタッフから、直接お知り合いの支援員の方などにお声がけをしたということもありますが、なかなか難しいです。学校にお願いするのは控えたほうがいいですか。
【山田委員長】
 学校から声掛けの協力はできます。事務局を通じて学校に協力要請をしていただければ、学校の方も段取りをすることはできます。 スタッフ確保の話題が出ていますが、大事なのは夏休み期間に子どもたちを安全安心に過ごすことができる居場所づくりです。来年度も550人という定員になっていますが、保護者のニーズに答えている数字ですか。コロナの状況で実施した令和3年度の実施数を根拠に考えていますか。もう少し保護者からのニーズがあるような気もします。550人の定員は適切な数字と考えていますか。
【原口主査】
 ひと部屋40名で抑えれるように考えています。利用率が6割から7割という数字が過去の実績から出でいますので、55名という数字を算出しました。ただ、令和3年度は意外と利用率が高かったので、数字については考える必要があると考えます。
【大城課長】
 サマースクールは、夏休みの子どもの居場所づくりを目的に実施しています。サマースクールがないときの子どもの居場所は、いわゆる学童が受け皿になっていました。民間の学童もありますし、公設の学童もあります。ただ、公設の学童は市内全体の定員数と比較して、申込者数を見たときに、ここ何年かマイナスの状態です。つまり、空きがある状態です。それは全体の話で、地域ごとにみると定員がオーバーしている状態の場所は西部地区に多いです。学童は定員があるので、入れない時はどうするか、というのがひとつの問題です。もうひとつ大きな問題として、働いている保護者は夏休みを一番気にしていて、夏休みのために学童を申し込む。夏休みが終わったら学童をキャンセルするというのが、 毎年定員をオーバーしている地域で、100人200 人規模でありました。 キャンセルした人たちは夏休みが終わった後にどこへ流れるか、どこに居場所を求めたか調べてみると、なかよし教室に来ていたということがあります。学童は定員があって増設できないので、なかよし教室の仕組みを活用しながら子どもたちの居場所を提供したいという考えから始まりました。令和2年度はコロナにかぶり、夏休みが2週間に減った年については申込者そのものが激減しましたが、初年度の令和元年度と令和3年度は通常通り夏休みの期間があり、両方とも550人ぐらいの応募がありました。利用率の問題もありますが、民間学童とか公設学童を含めて、夏休みの居場所がないと困ってしまうのは、現状では550 人で大丈夫だと判断します。逆に今年実施して500人しか来ないとなれば、サマースクールの役割は一定程度終わったということで、減らすのも有り だと思います。民間学童もどんどん開設しています。公設や民間学童を併せて夏休みに本当に困っているのは、どの地区のお子さんなのか、ということを考えて、今後も人数は設定していきたいと思います。
【山田委員長】

 地域差はあるものの、市内の様子をしっかり把握していただいて、保護者のニーズに答えれるような数字設定をしているということで安心 しました。御努力ありがとうございます。

 採決の結果、全員一致で令和4年度サマー・スクールかすがいの実施案について承認。

【浅野委員】
 コロナに関する対応は、学校と相談しながら行っています。学校に準じて距離の取り方とか行っております。コロナ禍の前までは、おもちゃをたくさん使っていましたが、今は対面するおもちゃとか全部しまいこんでいます。机の上で遊べるものなどを行っているのですが、工作とか楽しそうにしている子どもたちを見ると感心しますし、よくやってくれ ているなあと思います。感染が増えていますが、気をつけてやっていき たいと思います。サマースクールも関わらせていただいていますが、保 護者の感想は、「助かりました。」「安心して仕事ができる」と聞きます。 母親が働いているケースが昔に比べて増えています。そういった声を聞 くと、現場として良かったと思います。
【岡田委員】
 大手小学校は、西部地区になりますので、こういった利用が多い学校かなと思っています。子どもの家が低学年で埋まり、3年生以上になると放課後なかよし教室を利用しています。4時半をまわったところで、タクシーが迎えに来て民間へ行く子どもたちをたくさん見ています。そういう状況を見ますと、どうしても必要だなと思います。 スタッフさんの確保で、支援員さんにお声がけをしたいという話があ りましたが、支援員は午前勤務が多いので、もしかしたら午後に勤務で きる方がいるのではないかと思いながら話を聞いていました。 サマースクールの中では、マジック講座や音楽鑑賞をやって、子ども達がすごく喜んでいました。新しい実施案では人形劇と書かれてありま すので、新たに取り組まれるのだなと思ってみていました。今後もよろしくお願いします。
【平出委員】
 区長連合会の会議の中でも人材不足という課題が多いです。スタッフの人材確保はどの方面でも課題になっているのだなと実感しました。 我々の方でも情報があれば協力していきたいと思います。
【西澤委員】
 私の子どもも、土曜チャレンジ・アップ教室に参加させていただきました。すごく喜んで帰ってきて、「今度はいつあるの」と言っていまし た。回数が増えたらうれしいな、と思いました。

 上記のとおり令和3年度春日井市放課後教室運営委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、委員長及び副委員長が署名する。

 令和4年3月9日
               会長  山田 勝史
               副会長 西澤 瑞穂

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教育委員会 学校教育課

電話:0568-85-6442
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