令和4年度第1回就学支援委員会議事録
1 開催日時
令和4年6月22日(水曜日) 午後2時~午後3時
2 開催場所
春日井市教育研究所
3 出席者
- 委員長
- 小中学校の校長 山田 勝史
- 委員
- 専門医師 野尻 修
専門医師 栗山貴久子
保健所長 増井 恒夫
学識経験者 増田 憲子
市保育課主幹 長江 弘子
障がい児保護者代表 関 芳子
特別支援学校の校長 犬飼 保夫
特別支援学校の部主事 柴山 清隆
特別支援学校の部主事 小川 智裕
幼稚園の園長 水谷 照信
小中学校の校長 坂田 未鈴
小中学校の教頭 田中 秀治
小中学校の関係教諭 久保雄一郎 - 事務局
- 教育長 水田 博和
学校教育課長 大城 達也
主幹 村上 洋
指導主事 加藤 喜英
指導主事 石川 和男
指導主事 津谷 英子
主査 江口 雅彦
主事 船坂 雅也
特別支援教育就学支援員 山中美枝子
特別支援教育就学支援員 松井 淑子
特別支援教育就学支援員 長谷川広美
特別支援教育就学支援員 近藤 惠
スクールソーシャルワーカー 上野 陽介
4 議題
(1)令和4年度役員選出について
(2)令和3年度事業報告について
(3)令和4年度事業計画について
(4)春日井市の特別支援教育の現状と課題について
5 会議資料
令和4年度第1回春日井市就学支援委員会資料
6 議事内容
(1)令和4年度役員選出について
互選により委員長を選出。委員長より副委員長を指名。
委員長 山田 勝史
副委員長 安藤 和義
(2)令和3年度事業報告について
事務局から、第1回就学支援委員会の資料に基づき報告。
(3)令和4年度事業計画について
事務局から、第1回就学支援委員会の資料に基づき説明し、承認された。
【委員】 7月と11月に行う特別支援学級担当者対象の研修内容について詳しく教えてほしい。
【事務局】 7月の研修は障がい福祉課の担当より放課後デイサービスや療育などの福祉と学校の連携についての研修を行う。子どもたちにかかわる両者が子どもたちの支援のためにより充実した連携を行っていくことを目的にしている。
11月の研修は発達障害に対する児童生徒の理解促進についての研修を行う。子どもは子どもの中で過ごす時間が多い。教員の理解はもちろん、周りで過ごす児童生徒に理解を促し、ともに過ごしやすい学校生活をめざすためにどうしたらよいか、研修を深めたい。
(4)春日井市の特別支援教育の現状と課題
事務局から、第1回就学支援委員会の資料に基づき説明。
【委員長】 審議結果と就学した人数の差について、支援級に対するネガティブなイメージを保護者が抱くことが少なくなってきたという捉えでよいか。
【事務局】 審議結果と違う選択をした保護者は「兄弟と一緒に登校させたい」「できるだけ集団の中で過ごさせたい」という思いであった。ネガティブなイメージよりは兄弟や他の児童との関わりを保護者が望んだ結果と理解している。
【委員】 特別支援学級から通信制ではない高等学校へ進学した生徒の有無は?
【委員】 関連して、高校進学のために移籍を促されたという相談があったが、支援学級から通常の高校を受験することは不可能なのか。
【委員】 支援学級に在籍していても支援学校以外の進路を選択して受験し進学することは可能。大切なのはどの学級に在籍するかより目標とする進路にむかってどう学習していくか。中学校の支援級に在籍して通常の高校入試を目標にしている生徒もいる。
【委員】 昨今、いろいろな事件が起きているが、その背景から考えると小学校での学び、関わりがとても重要に思う。
【委員】 知的に遅れはなくても情緒面や何かで困難を抱えている児童生徒はいる。発達検査からどんな特性があるか本人もまわりも理解し、適切な支援を行い意図的にトレーニングしていくことがとても大切。
【委員】 進路状況をみると多様な進学先を選択しているところから、進路指導が充実していることが推察される。特別支援学校の立場としても高校への支援を行い、希望する進路に道を開いていけるようにしたい。
上記のとおり第1回春日井市就学支援委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、委員長及びあらかじめ指定する委員が署名する。
7 その他
令和4年 6月22日
委員長 山田 勝史
委員 坂田 未鈴