消防団で活躍しませんか

ページID 1037217 更新日 令和7年5月28日

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~より安全安心な地域へ~

消防団イメージ写真

 皆さんは消防団を知っていますか。まちの安全安心を守っているのは、市の消防隊員だけではありません。
 地域の防災組織のリーダーとして、また市の消防機関として重要な役割を担っているのが消防団です。
 今回の特集では、地域で活躍している消防団について紹介します。

消防団とは

 消防団は非常備の消防機関です。非常勤特別職の地方公務員として任命された消防団員で構成されています。
 火災や風水害などの災害発生時には、市の消防隊員と連携し、地域住民の大切な生命や身体、財産を守る活動を行っています。

消防団整列

さまざまな立場の人が活躍

 消防団に入団するのに、特別な資格や経験は必要ありません。また、多くの消防団員は普段は仕事などをしながら活動しています。
 現在、市消防団には151人が在籍しており、会社員や学生、自営業の人など、さまざまな立場の幅広い世代の人が無理なくできる範囲で活動しています。
 

消防団の帽子

地域に密着した消防活動

■ 各種訓練
 ・ 実務研修、総合防災訓練、水防訓練、地域防災訓練 など

各種訓練

■ 市民への啓発活動・講習
 ・ 予防啓発、防火指導、救命講習 など

市民への啓発活動・講習の写真

消防団に入団するメリット

■ 災害対応能力が身に付く
 訓練や講習などで、さまざまな知識を習得することができるため、いざというときに迅速かつ的確な対応ができるようになります。

■ 地域の輪が広がる
 活動を通して、普段関わることのない人と交流する機会が増え、互いに助け合う関係性が生まれます。

■ 社会貢献といきがいづくり
 「自分たちの地域を自分たちで守る」ことができ、いきがいにもつながります。

消防団員の報酬制度

報酬(年額) 

団長 副団長 分団長 副分団長 団員
82,500円 69,000円 50,500円 45,500円  36,500円

                
               

出動報酬 

災害、警戒 4,000円 / 4時間ごと
訓練、研修、啓発 3,000円 / 日額

会議、巡視、その他

2,000円 / 日額

退職報償金 

勤続5年以上で退職報償金があります(20万円~)。

消防団員募集中!

対 象

市内在住か在勤、在学で18歳以上の心身が健全な人(高校生不可)

申込み

直接か電話で、消防救急課へ

※ 詳しくは、市ホームページを見てください。

はるかぜちゃんイラスト

Interview

団本部 団員 横井花帆さん

団本部 団員 横井花帆さん写真

消防団加入のきっかけ

 現在、大学病院に勤務しながら消防団員として活動しています。加入のきっかけは、母が雑誌の記事を見て「一緒にやってみない?」と声を掛けてくれたことです。当時、看護学生だったこともあり、学びにもつながると考え、入団を決めました。

活動と意識の変化

 仕事と両立できるのか不安もありましたが、団員の方の理解もあり、自分のペースで安心して活動することができています。入団前は、「消防団としての必要な知識を看護に生かせられれば」という気持ちでしたが、活動する中で「私が地域の方々を守らなければ」という意識も芽生え、責任感を持つようになりました。

地域の安全のために

 今後は、応急手当普及員の資格を取得し、地域での啓発活動など、防災力向上に役立てていきたいと考えています。また、女性の視点を生かし、地域の皆さんから頼りにされるよう、活動の幅を広げていきたいと思っています。消防団に少しでも興味がある方は、まずは一歩踏み出してみてください。さまざまな出会いや貴重な経験が、自分の世界を広げるきっかけになると思います。

第1分団 分団長 奥山敏伸さん

第1分団 分団長 奥山敏伸さん写真

地元への愛着

 消防団へは、友人に誘われたことがきっかけで加入しました。普段は介護施設で勤務する傍ら、消防団として、家族のように感じられる仲間とともに活動しています。地元での活動が多いため、地域の方との交流を通じて地元への愛着が増したと感じています。

自分のまちは自分たちで守る!

 消防団では、災害を想定したリアルな訓練を行ったり、講習で火災予防や備えの大切さなどを学んだりすることができます。平時は訓練や啓発活動などを行っていますが、火災や大雨による災害発生時には現場に出動し、交通・人員の整理や警備、鎮火後の放水など、消防士のサポートを行っています。大規模災害が起きた際には、消防団で培ったものを最大限に生かしたいと考えています。

これからの消防団

 これからは、女性消防団員の活動の幅も広がり、より女性が活躍される消防団になっていくと思います。そして、消防団全体の活動の幅が広がることで、消防団が地域防災の要として一層重要なものになっていくと考えています。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防救急課

電話:0568-85-6374
消防本部 消防救急課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。