令和3年度予算の編成方針について
基本方針
本市は現在、第六次総合計画に掲げる「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」の実現に向け、様々な施策に取り組んでいるところである。本年に入り、新型コロナウイルス感染症の影響により社会全体が閉塞感に覆われ、社会状況や生活様式が一変しているが、このような状況下でこそ、積極的に事業を推進していくことが重要である。
そうした考えのもと、令和3年度は、子育て世帯に対する支援、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」への対応、にぎわいの創出と市内経済の活性化に重点的を置き、市民生活及び市民ニーズの変化に迅速・的確に対応した積極的な予算編成を行う方針である。また、それらの事業の推進と合わせて、市民ニーズの変化などに伴い必要性や効果の低減が見込まれる事業については、廃止や縮小を含めた見直しを図る必要もある。
各部においては本方針に基づき、これまでの価値観にとらわれることなく、事業の必要性や費用対効果等について厳しく精査したうえで、次に示す基本事項を遵守し、必要最小限の経費での積算をするよう徹底していただきたい。
1 事業実施の原点に立ち返り、組織や事業の枠にとらわれず、横断的な発想を持って、事業の必要性や
実施の効果等を十分に検証すること。
2 市民生活や市民ニーズの変化を十分に理解し、これまでの価値観にとらわれることなく、改めて事業
の見直し・検証を行うこと。
3 各事業について、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」に適応させるとともに、効率的
に事業効果が発揮されるよう、事業手法等の改善を図ること。
4 積算方法について、前例にとらわれることなく見直しを行うこと。
5 国、県の補助金等の動向把握に努め、適切な事業計画とすること。