第45回春日井市短詩型文学祭結果
第45回春日井市短詩型文学祭の結果です。
作品募集期間
令和7年5月13日(火曜日)から8月22日(金曜日)まで
応募作品数
一般の部
| 短歌 | 俳句 | 川柳 | 詩 | 狂俳 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 応募作品数 |
142 |
396 |
292 |
34 |
144 |
小・中学生の部
|
短歌 |
俳句 |
川柳 |
詩 |
|
|---|---|---|---|---|
|
応募作品数 |
5,346 |
12,598 |
3,031 |
91 |
受賞者
市長賞受賞作品
一般の部
|
受賞者 |
住所 | 作品 | |
|---|---|---|---|
| 短歌 | 福島 さわ香 | 春日井市 | 今言ったことは忘れてできるなら飛行機雲のように忘れて |
| 俳句 | 真家 実江子 | 春日井市 | 恙がなく三代生きて新茶汲む |
| 川柳 | 水野 かよ子 | 春日井市 | 唇に歌があったらテロはない |
| 狂俳 | 黒田 由美子 | 春日井市 | 北下ろし 負けるものかとペダルふむ |
| 詩 | 早川 ひと美 | 春日井市 | だれかが、そこに |
だれかが、そこに
みたことはないけどね
きょねんもおととしもそのまえも
プレゼントをくれた
だからサンタさんっているんだよ
はがぬけたときもね
まくらもとにおいていたら
コインにかわってたの
だからはのようせいさんもいるんだよ
だれも みたことはないけれど
たしかに だれかがそこにいた
忘れ去られたスコップとバケツ
それからこんもりと盛られたお山
萎れた四葉のクローバーの束
整然と並べられた小石たち
確かに だれかがそこにいた
歩道ではためく日傘のカバー
道路の隅に残されたキャラメルマキアート
生け垣の上で眠る黒い手袋
折れて壊れた赤いハイヒール
確かに だれかがそこにいた
仏間に飾られた何枚もの遺影
祖母が寝ていた和室の畳
街の中にひっそりとたたずむ弾痕と
足の下に埋められた瓦礫そして祈り
確かに だれかがそこにいた
せいろ蒸しのコツを教えて
合理的経済人ってどんな人
問い合わせメール文を作成して
私の友達として話を聞いて
詩のタイトルを考えて
光の窓を見つめる私たちと
こちらを見ている集積回路の集合知
そこに だれかはいるんでしょうか
小・中学生の部
|
受賞者 |
学校名・学年 | 作品 | |
|---|---|---|---|
| 短歌 | 稲村 光紗 | 南城中学校 二年 | 君がいう今日はね月がきれいだと言葉の意味も知らないくせに |
| 俳句 | 森田 和杏 | 篠木小学校 四年 | 雪だるまわらったままでとけてゆく |
| 川柳 | 赤塚 亮太 | 岩成台中学校 二年 | 夏休みゲーム機だけは無休です |
| 詩 | 松浦 未侑 | 高蔵寺中学校 三年 | 最後のチャイム |
最後のチャイム
チャイムがそっと溶けていく
窓際にひとり残された影
笑い合った机も 落書きの黒板も
明日には 新しい手が触れる
「またね」「じゃあね」と結んだ言葉も
風ではらりと解けていく
廊下のどこかで響く足音
呼びかけた声は 静かに吸い込まれていく
それでも扉の向こうでは
春がやさしく手を広げている
作品展
日時
令和8年1月24日(土曜日)から2月8日(日曜日)まで
午前9時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)
※月曜日は休館
場所
文化フォーラム春日井・交流アトリウム
入場料
無料
内容
短歌・俳句・川柳・狂俳(一般の部のみ)・詩の各部門、市長賞から秀逸受賞者と審査員及び実行委員の作品を展示
作品集
受賞作品はすべて、作品集に掲載されます。
作品集は、令和8年1月24日(土曜日)から無料配布します。
※作品集には、市内在住の方は「在住市名(春日井市)・氏名」、市外在住の方は「在住市区町村名・所属グループ名・氏名」、小・中学生の部は「学校名・学年・氏名」を掲載します。
※文化フォーラム春日井1階・交流アトリウム(作品展会場)及び2階・春日井市民文化財団事務室のほか、市役所情報コーナー、東部市民センター、味美・高蔵寺・南部・西部の各ふれあいセンター、中央・知多・鷹来・坂下の各公民館でも配布します。
(ただし、土曜日・日曜日が休業となる市役所情報コーナーでは、1月26日(月曜日)からの配布となります。)
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