高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業

ページID 1030761 更新日 令和7年4月22日

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高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業について

 令和2年4月「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」が施行され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施(以下「一体的実施」という。)」という新たな制度が始まりました。これは、後期高齢者の医療保険者である後期高齢者医療広域連合と市町村が協力して、後期高齢者の健康維持・フレイル予防に努める新たな仕組みです。

 春日井市では、令和4年4月より健康増進課を主担当課とし、地域共生推進課、保険医療年金課が連携し、愛知県後期高齢者医療広域連合や地域の関係機関等と協力して、人生100年時代において、高齢者が地域で健康的な生活を送ることができるよう、一体的実施に取り組んでいます。

事業概要

 健診や医療、介護に関するデータ等を分析し、地域の健康課題を把握し、高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)と通いの場等への積極的な関与等(ポピュレーションアプローチ)を行います。

一体的実施の概要図

※フレイルとは、高齢になって心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した、健康な状態と要介護の状態の中間にある、虚弱な状態をいいます。

令和7年度の取組

 令和7年度は、春日井市全域(12地区)で一体的実施を取り組んでいます。

 

高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)

 地域の健康課題として口腔、健康状態不明者対策及び重症化予防(糖尿病性腎症)に取り組んでいます。

取り組み項目
項目 内容
口腔 オーラルフレイル(噛みにくい、食べこぼしが多いなどの口腔機能の衰え)の危険性がある高齢者に個別訪問を行い、口腔指導等を行います。

健康状態不明者対策

医療や健診受診を行っておらず、健康状態がわからない高齢者に個別訪問を行い、健康状態を把握し、保健指導を行います。

重症化予防

(糖尿病性腎症)

糖尿病性腎症、更には人工透析への移行のリスクのある高齢者に個別訪問を行い、健康状態を把握し、保健指導を行います。

 

通いの場等への積極的な関与等(ポピュレーションアプローチ)

 医療専門職が、高齢者サロンや老人クラブなどの通いの場や、公共施設や商業施設等の生活拠点施設に出向き、フレイル予防や生活習慣病予防を学ぶ「フレフレ!フレイル教室」を開催します。

 

令和7年度 フレフレ!フレイル予防教室を開催する医療機関等

令和7年度実施地区及び実施医療機関等

一覧
地区 医療機関等
坂下地区 医療法人陽和会(春日井リハビリテーション病院)
高森台・石尾台地区 合同会社7days ok Habit
藤山台・岩成台地区 医療法人社団喜峰会(東海記念病院)

高蔵寺地区

医療法人陽和会(春日井リハビリテーション病院)
南城地区 学校法人中部大学
松原地区 医療法人三仁会(春日井整形あさひ病院)
東部地区 株式会社gene(訪問看護ステーション仁)
鷹来地区 合同会社Protagonist(3POU+訪問看護ステーション)
柏原地区 医療法人同仁会(鳥居クリニック)

中部地区

公益財団法人春日井市健康管理事業団
西部地区 医療法人愛洋会(加藤クリニック)
味美・知多地区 医療法人社団喜峰会(東海記念病院)

事業者向け情報

 ポピュレーションアプローチ業務委託の公募型プロポーザルの周知など、事業者向けの情報があった場合は以下に掲載します。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課

電話:0568-85-6314
健康福祉部 健康増進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。