「ヤングケアラー」を知っていますか?

ページID 1029008 更新日 令和6年8月29日

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「ヤングケアラー」とは

子ども・若者育成支援推進法は、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」として、ヤングケアラーを、各種支援に努めるべき対象としています。

ヤングケアラーは、こんなこどもたちです。

 こどもたちが、勉強や部活、友人とのたわいのない時間など「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をすることで、学業や友人関係に影響が出るなどこどもの健やかな成長が阻害される恐れがあります。

ヤングケアラーが生まれる背景

 核家族化の進展や共働き家庭の増加など、こどもを取り巻く環境が急速に変化する中、家庭内で介護を担う人手の不足や経済的な苦境など、各家庭により原因は異なっています。

 そのため、今ある課題を整理し、その家庭にとって今どのような支援が必要なのかを検討し、それぞれの窓口につないでいくことが必要です。

ヤングケアラーの実態

 令和3年11月から令和4年2月に実施された愛知県のヤングケアラー実態調査では、児童・生徒へのアンケート調査として、県内公立小中高等学校(2割)の小学5年生、中学2年生、高校2年生を対象に実施しています。調査項目「世話をしている家族の有無」について、小学5年生で16.7%(6人に1人)、中学2年生で11.3%(9人に1人)、高校2年生で7.1%(14人に1人)との回答となっています。そのうち世話を必要とする家族は小中高校生とも「きょうだい」が最も多く、次いで「母親」が多くなっています。

 一方で、本人は、家事や家族の世話を当たり前のこととして受け入れていることが多く、自分がヤングケアラーだという認識がないことが多く、負担を一人で抱えて誰にも相談しないことがよくあります。自分がヤングケアラーかもしれない、あの子はヤングケアラーかもと感じた場合、ぜひご相談ください。

相談窓口

ヤングケアラーに関する相談窓口

24時間子供SOSダイヤル フリーダイヤル24時間

 電話番号 0120-0-78310

市のヤングケアラーに関する相談窓口

こども家庭センター(市役所2階こども家庭支援課内) 午前8時30分~午後5時 

 電話番号 0568-85-6229

各種サービス等の相談窓口

相談内容 相談先 電話番号
多文化共生に関すること 多様性社会推進課 0568-85-4401
学習支援に関すること 地域共生推進課 0568-85-6364
生活困窮者自立支援に関すること 自立支援相談コーナー 0568-85-6152

生活保護に関すること

生活支援課 0568-85-6192
健康面での不安に関すること 健康増進課 0568-85-6164
介護に関すること 介護・高齢福祉課 0568-85-6182
障がいに関すること 障がい福祉課 0568-85-6186
保育園、認定こども園、幼稚園等に関すること 保育課 0568-85-6202
ひとり親家庭に関すること こども家庭支援課 0568-85-6208
児童虐待(のおそれ)に関すること

こども家庭支援課

0568-85-6229
小中学校に関すること 学校教育課 0568-85-6441

 

ヤングケアラーサロン~いつでも・どこでもサロン~

市内の高校生を対象に、ヤングケアラーが普段感じている不安や悩みを気軽に話すことができ、息抜きや情報収集することができるサロンを開催します。

ヤングケアラーチェックサイトを利用してください

 このサイトは、「ヤングケアラー」としてがんばっているこどもの、感じている負担などを計るものです。「実はヤングケアラーなのかも」、「実は負担に思っていることがあるかも」ということに気付くことができるかもしれません。

ヤングケアラー支援ガイドブックを作成しました

 この手引きは、ヤングケアラーを支援するために、各種福祉サービスについてまとめた手引きです。こどもを支える様々な分野の方が手に取って、こどもの困りごとに応じて活用できる行政のサービスを確認していただくために作成しました。

ヤングケアラー支援事業基調講演会の動画を公開しました

 令和5年3月15日に実施した、ヤングケアラー支援事業基調講演会とトークセッションの動画を公開しました。講演会は、こどもの支援者に向けて、ヤングケアラーとはどんなこどもで、どんなかかわり方をするのかを学んでいただくため実施しました。「ヤングケアラーとあなた ~知ってください、今できること~」と銘打って開催し、日本福祉大学の教授である、野尻紀恵氏にご講演いただきました。
 トークセッションでは、愛知県福祉局児童家庭課長の吉田二朗氏、愛知県立高等学校でスクールソーシャルワーカーとして活躍される杉原里子氏、そして市長石黒直樹が登壇し、ヤングケアラーへの支援について意見を交わしました。

参考リンク

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このページに関するお問い合わせ

こども未来部 こども家庭支援課

電話:0568-85-6229
こども未来部 こども家庭支援課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。