ペットの災害対策

ページID 1022859 更新日 令和7年2月26日

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ペットも家族、だからこそ防災準備を

 災害時、ペットも家族の一員として守るべき存在です。
 ペットの災害対策は、飼い主が、いざという時の備えをしておくことが重要です。
 本ページでは、ペットと安心して避難するための準備方法やポイントを紹介します。
 自分自身と大切なペットを災害から守るために、備えをしましょう。

日ごろからの備え

1 避難計画の確認
 
大切なペットとともに避難(ペット同行避難)できる避難所について、事前に確認しておきましょう。
 春日井市では、指定一般避難所への同行避難が可能(中部大学を除く)ですが、飼い主とペットの居住スペースは別の場所となります。また、他のペットと同一の場所で飼養することとなるため、受け入れはケージ等に入ることのできるペットのみとなります。
 ※ 同行避難とは、被災時に避難所へペットとともに避難することであり、避難所で人とペットが同一の空間で居住することを意味するものではありません。

2 ペット一時預け先等の確保
  避難所への同行避難が困難な場合を想定し、あらかじめペットの一時預け先を確保しておきましょう。災害が発生してから一時預け先を探すことは非常に困難なため、事前に調整しておくことが大切です。また、普段から、自宅での避難、親戚・知人宅への避難等、避難所への避難以外の避難方法についても検討しましょう。

3 ペット用避難用品の備蓄
 避難所では、ペットは飼い主が用意したケージ内で、他のペットと同一の場所で居住することになり、世話は飼い主自身で行う必要があります。
 このような避難所での状況を考え、日ごろから十分な備えや必要な対策をしておきましょう。

【備蓄品の例】
 1. ペットフード、水、キャリーバッグ、首輪、トイレ用品など、ペットの命や健康にかかわるもの
 2. 飼い主の連絡先やペットの写真、ワクチン接種状況など、飼い主やペットの情報に関するもの
 3. タオルやブラシ、おもちゃなどのペット用品

4 ペットの基本的な『しつけ』と健康管理
 
しつけは、避難所でのトラブル防止やペット自身のストレス軽減につながります。予防接種やノミ・ダニの駆除も行いましょう。

 【基本的なしつけの例】
  1. 「まて」や「お座り」など、人の指示に従うようにしておきましょう。
  2. ケージの中に入れるよう、日ごろから慣らしておきましょう。
  3. 決められた場所で排泄できるようにしておきましょう。
  4. 人や他の動物を怖がったり、攻撃的にならないようにしておきましょう。

発災時に飼い主が行うべき行動

Step1 自身の安全確保
 
災害が発生した場合、まずは自分の身の安全を確保してください。飼い主が無事でなければ、ペットの安全を守ることはできません。

Step2 ペットの安全確保
 ペットが逃げ出したり、怪我をしたりしないように、ペットを安全な場所に避難させましょう。発災時は普段と状況が違うため、飛び出しや硬直などといった普段では見られない行動をとることがあります。リードやキャリーバッグを使用して、確実に確保しておくことが大切です。落ち着いてペットの安全を確保してください。

Step3
 自宅や周囲の状況を確認するため、避難場所に避難しましょう。
 飼い主の安全を確保できる範囲で、ペットを連れて安全な場所へ同行避難しましょう。指定一般避難所(中部大学を除く)では、ペットの同行避難を可能としていますが、避難所の同じスペースでペットと同居して生活することは、原則できません。同行避難する際には、リードで繋ぐかケージに入れ避難してください。

春日井市ペット防災手帳

 春日井市では、災害への備えや災害時の対応などをまとめた『春日井市ペット防災手帳』を作成しています。災害時に備え、必要事項を記入していただき、非常持ち出し品と一緒に保管するなど、春日井市ペット防災手帳を御活用ください。

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