第5回市民環境アカデミー
講座内容・日時
日時 |
1月12日(水曜日) 午後2時~4時 |
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場所 | 西部ふれあいセンター |
参加者 | 受講者28名 |
タイトル | 爬虫類・両生類から見る愛知の生物多様性 |
講師 |
愛知学泉大学 現代マネジメント学部 教授 矢部 隆 |
概要 |
日本のカメ達は、われわれの先祖達が古くから拓いてきた水田やため池、水路などにも非常によく順応しながら生活しています。カメたちの生活を観察することにより、人里や里山における水辺の環境の健全さを知ることもできます。 そんなカメを通して現代の人間を取り巻く自然環境を見ることで、自然環境の保全の大切さや生物多様性について学びます。そして、愛知県が自然豊かであることを再認識し、自然環境に配慮するためにできることを考えます。 |
当日の様子
生物の分類については、従来、外観の類似から行われてたものが、DNA解析により進化の過程までわかるようになったことや、愛知県は地理的条件に恵まれており、多様な両生類・爬虫類が生息していることなどを通して、生物多様性について学びました。
受講者には、外来種問題にも、国外から入ってくるだけでなく、ペットとして流通した在来種が野外に放逐されることで外来種になる場合もあるなど、多様な生物多様性を保全するためにできることについて考えてもらうことができました。