特定外来生物「ヒアリ」について
春日井市内におけるヒアリの確認状況
平成29年6月30日に名古屋港に荷揚げされ、7月6日に春日井市内の事業所倉庫で荷下ろしされた貨物に付着していたアリについて、専門機関による種の同定の結果、7月10日に特定外来生物であるヒアリと確認されました。
※貨物については、荷主により燻蒸後すべて廃棄処分。(愛知県ホームページより抜粋)
なお、愛知県と共同で行った事業所敷地周囲におけるトラップ調査、環境省及び市で行った周辺調査において、いずれもヒアリは発見されておりません。
また、令和3年2月までに春日井市全域の市民の方からお問い合わせのあった70件以上のヒアリと疑わしい生物の相談が寄せられましたが、いずれもヒアリは確認されておりません。
こうしたことから、本市においてはヒアリが定着し繁殖している可能性は低いと考えております。
ヒアリを見つけたら
- 市民の皆様が生活する地域にヒアリが生息している可能性は低いと思われますが、万が一ヒアリと思われるアリを見つけた場合、強い毒を持つため触らないようにしてください。
- 個体は、市販のアリ用殺虫剤で駆除可能ですが、刺激せず、発見日時、発見者、発見場所及び発見時の状況について、できる限り写真の画像を添付のうえ、下記問い合わせ先に連絡してください。
〈問い合わせ先〉
ヒアリ相談ダイアル(環境省)
受付時間:9時~17時(土日祝含む※12/29~1/3は除く)
電話番号 0570-046-110
(IP電話の場合 06-7634-7300 一般電話)
春日井市環境保全課
電話番号 0568-85-6279
ファクス 0568-84-8731
Eメール hozen■city.kasugai.lg.jp
愛知県環境部自然環境課野生生物・鳥獣グループ
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン)
ファクス 052-963-3526
Eメール shizen■pref.aichi.lg.jp
メール送信時は、■を@に置き換えてください。
ヒアリについて(参考)
ヒアリの特徴

- 体長は2.5mm~6mm程度
- 全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色
- 原産地は南米。米国、中国、台湾など環太平洋諸国に分布が急速に拡大
- 亜熱帯~暖温帯に生息し、草地などの比較的開けた環境を好む。
- 土で直径25~60cm、高さ15~50cmのドーム状のアリ塚を作る。
- 雑食性で、節足動物、小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とする。
ヒアリに刺されたら
ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります。刺されたときには安静にし、急激に容体が変化する場合には速やかに病院で受診してください。
- 刺された直後の対処
20~30分程度は安静にし、体調の変化がないか注意してください。軽度の症状のみであり症状が悪化する様子がなければ、ゆっくりと病院を受診しても大丈夫です。 - 容体が急変したとき
症状が急速に進むので、とにかく一番近い病院を受診してください(救急受け入れのある病院であればなお良い)。「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、すぐに治療を受けてください。
関連情報
- 特定外来生物ヒアリに関する情報(環境省)(外部リンク)
-
ヒアリ同定マニュアル Ver.2.1(環境省) (PDF 1.4MB)
- 特定外来生物「ヒアリ」について(愛知県)(外部リンク)
- ヒアリ確認地点の周辺2km程度の調査の実施状況報告(第4報)(外部リンク)
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