オオキンケイギクの駆除にご協力ください
オオキンケイギクについて
オオキンケイギクは特定外来生物です
見た目がきれいなオオキンケイギクですが、実は、1880年代に観賞用に日本に持ち込まれた外来種です。
このオオキンケイギクは、その強い繁殖力で在来植物の生育地を奪うようになったため「特定外来生物」に指定されています。
特定外来生物に指定された植物は、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。
オオキンケイギクの特徴
・5~7月頃に、黄色の花をつけます。
・高さは30~70cmほど。
・茎から生える葉(茎生葉)もあるが、根元からの葉(根生葉)が一斉に生えているものが多い。
・根生葉は全体として細長いへら状で、葉柄の先に細長い楕円形の葉身が続く。葉の先端は尖らない。
・茎生葉も概ね同じ形だが、より葉柄が短く、対生する(左右の葉が互い違いでなく、茎の同じところから生える)ことが多い。
・葉には両面とも粗い毛がある。
・葉脈はあまり目立たない。
オオキンケイギクの駆除について
オオキンケイギクは、専門的な知識や装備を必要とせず、抜取りや掘取りにより駆除できますので、地域の生態系を守るため、駆除活動への参加や、ご自宅・自社所有地における抜取りなど、ご協力をお願いします。
なお、オオキンケイギクは多年草のため、根っこを残すとまた生えてきます。抜取りの際には、根ごと引抜いてください。引き抜いたオオキンケイギクは、可燃ごみ袋に入れお住まいの地区で可燃ごみとして出してください。