特定外来生物「セアカゴケグモ」について

ページID 1032694 更新日 令和5年9月29日

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セアカゴケグモは、オーストラリア原産のクモ類で、メスの体長は約0.7~1cm程度、腹部は丸く全体が黒色で、背面に赤色の斑条(模様のようなもの)があり、オスの体長は約0.3~0.5cm程度、メスに比べ腹部が細長く、背面中央に不規則な斑点があります。なお、毒を有するのはメスのみでオスにはありません。

また、セアカゴケグモは、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律により、特定外来生物として指定され、飼養や運搬などが規制されています。

※セアカゴケグモを発見した場合、市や保健所へ届出の義務はありません。

生息場所

セアカゴケグモは次のような場所を好んで生息しています。

  • 側溝の内部や、その網蓋のすき間
  • フェンスの基部
  • 花壇のブロックの内部
  • 墓石のすき間
  • 自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすき間

セアカゴケグモが生息しそうな場所は、こまめに清掃しクモにとって住みにくい環境を作りましょう。

咬まれないための注意

  • セアカゴケグモを見つけても、素手でさわったり、生きたまま捕まえない。
  • 外での作業には軍手などの手袋を使用しましょう。

咬まれた場合の症状等

咬まれた時は、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。
症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、時に脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがありますので医療機関を受診することが必要です。
小児や高齢者は症状が重くなる恐れがあるのでご注意ください。

咬まれた場合の処置

咬まれた部分を流水や石けん水で洗い落として、できるだけ早く医療機関を受診してください。(咬まれたクモを殺虫スプレーで殺して持参すると適切な治療につながります。)
ただし、しびれや痛みが全身に広がった時には、救急車を利用してください。
多少出血があっても、包帯や止血帯はしないほうが良いでしょう。

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