危険物安全週間について
危険物安全週間とは
毎年6月の第2週は「危険物安全週間」です。平成2年に、危険物の保安に対する意識の高揚と啓発を推進するために定められました。
「危険物」って? 消防法で定められているもので、火災発生や拡大の危険性が大きく、消火の困難性が高い物品をいいます。身近なものではガソリン、灯油、塗料、パーツクリーナーなどがあります。
令和4年度危険物安全週間の行事について
危険物事業所の保安管理、防災意識の高揚を目的として危険物安全管理講習会と危険物施設を有する事業所との合同訓練などを実施しました。
危険物施設を有する事業所の関係者を対象とした講習会
長縄防災株式会社 代表取締役 長縄 明様を講師にお招きし、消火器の知識、取扱いに関する講義をしていただきました。その実動訓練として、粉末消火器及び水消火器による消火訓練を行い、消火器の取扱い方法を確認しました。また、予防課職員により、危険物施設における風水害対策の講義を行い、平常時からの備え、また発災時の対策を計画しておく重要性を学んでいただきました。
事業所と消防機関の合同訓練
地震発生に伴い、ガソリンスタンド内で火災が発生したという想定のもと震災時初動対応訓練を実施しました。事業所の従業員による人及び施設の安全確保、避難誘導、初期消火を行うとともに、災害時に停電が発生しても、給油ができるように設置されている緊急用発電設備の取扱い方法を確認しました。
春日井市でガソリンスタンドを5店舗運営している春日井燃料株式会社にご協力いただきました。