JR春日井駅自由通路等整備について
まちを結ぶかけ橋「自由通路」の整備について
中央本線春日井駅は、昭和2年に鳥居松駅として開業(昭和17年改築、昭和21年春日井駅に改称)以来、長きにわたり、春日井市民の玄関として市民の交通を支えてきました。
駅南北地域間交通の円滑化、バリアフリー化のため、平成24年度から「自由通路」や「橋上駅舎」の整備を進めておりましたが、平成28年度より供用開始しました。
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橋上駅舎化されたJR春日井駅
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JR春日井駅の南北を結ぶ自由通路
自由通路及び橋上駅舎の概要
- 事業費:約55億円
- 事業年度:平成23年度から平成29年度
- 特徴
(1) 都市交流拠点にふさわしい新たな核の創出
市の表玄関にふさわしいシンボル性のあるデザインとしました。
(2) 自由通路と駅前広場の一体化
自由通路と駅前広場の間に吹き抜けやひさしを設け、周辺の空間を一体化させました。
(3) ユニバーサルデザイン
エレベーター・エスカレーターや多目的トイレを設置してバリアフリー化するとともに、触知案内板を設け、視覚障がい者の方にも使いやすい自由通路、駅舎になりました。
(4) 環境に配慮
自由通路に、省資源化に配慮した太陽光発電と遮熱・採光による節電効果を併せ持つシースルー太陽光パネルを設置して、環境にやさしい空間をつくりました。
自由通路
- 延長 約100メートル(エスカレーター、階段延長含む)
- 幅員 8メートルから10メートル
- 構造 鉄骨造
- バリアフリー施設 (北口・南口それぞれ設置)
エレベーター1基、エスカレーター上下各1基、多目的トイレ
橋上駅舎
- 面積 約1,300平方メートル(通路・階段含む)
- 構造 鉄骨造
- バリアフリー施設
エレベーター2基、エスカレーター上下各2基、多目的トイレ
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北口2階(1)
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北口2階(2)
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エスカレーター
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エレベーターと春日井情報発信センターリリック
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ATMコーナー
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多目的トイレ
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公共掲示板
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展示コーナー
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自由通路内観
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2階からの風景
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改札口
JR春日井駅自由通路及び橋上駅舎完成記念式典を開催しました
JR春日井駅自由通路及び橋上駅舎の供用開始に先立ち、平成28年10月29日に完成記念式典を開催しました。完成記念式典と内覧会には合わせて2,800人が集まり、新しい自由通路や橋上駅舎を見学しました。
内覧会では、中部中学校の吹奏楽部による駅構内での演奏があり、多くの人が足を止めて見入っていました。また、春日井広報大使でJR春日井駅とも関係が深い漫画家ハロルド作石さんに、完成を記念して「RiN」の番外編として、春日井を舞台にした書下ろし短編を執筆してもらい、限定配布しました。
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