下街道歴史ひろば(仮称)の整備について
1 基本的な考え方
春日井市立郷土館は、昭和48年の開館以来、下街道の交通・交易資料や道標などの街道に関する資料を展示しています。
今回新たに「下街道歴史ひろば(仮称)」を整備して、春日井の発展に重要な役割を果たした下街道の歴史や文化を伝え、郷土に対する愛着を深めるとともに、地域の方や下街道を訪れた方が集い、交流する場といたします。
2 整備内容(案)
ひろばは、道標や句碑などの石造物と調和するように、和風庭園(石庭)をイメージしたものとします。
主な整備内容の案は、次のとおりです。
1 下街道の歴史や明治天皇の巡幸についての説明看板の設置
来訪者に歴史を伝える説明看板を設置します。また、看板には、より詳細な情報を得ることができるように市ホームページにリンクするQRコードを掲示します。
2 道標や句碑などの石造物の展示
明治天皇巡幸を示す標柱、鳥居松町や勝川町などに設置されていた道標のほか、鳥居松にゆかりのある横井也有の句碑を展示します。
3 多目的に利用可能なオープンスペースなどの整備
ひろば中心部には、人々が集い、交流することができる広いスペースを設け、休憩用ベンチを備えた東屋や多目的トイレなどを整備します。
3 整備スケジュール
令和7年度に実施設計を行い、令和8年度に郷土館の建物を解体、ひろばを整備し、竣工します。