絹本著色聖宝像 田楽町・林昌院

ページID 1004597 更新日 令和4年3月9日

印刷大きな文字で印刷

絹本著色聖宝像

(重要文化財 絵画 平成4年6月22日指定)

田楽(たらが)町にある林昌院は16世紀に創建されたという高野山真言宗の寺院で、尾張地方の修験道(しゅげんどう)の中心的な道場でした。本図は、京都醍醐寺を開山した名僧聖宝(しょうぼう)(諡号を理源大師という)の肖像画で、右手に五鈷杵(ごこしょ)を持ち、牀(しょう)の上に座っている姿を描いたものです。旧裱背の墨書銘「開山尊師御影教阿弥筆醍醐山釈迦院什物」から醍醐寺にあった画像を基に描かれ、現裱背の墨書からは応永25年(1418)に修理されたものと考えられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページに関するお問い合わせ

教育委員会 文化財課

電話:0568-33-1113
教育委員会 文化財課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。