第4回市民環境アカデミー
講座内容・日時
日時 |
令和元年12月7日(土曜日) 午前10時~正午 |
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場所 | 中部大学 |
参加者 | 受講者40名 |
講座 タイトル |
発光生物が照らす環世界 |
講師 | 中部大学 応用生物学部環境生物科学科教授 大場 裕一 |
概要 | 地球には多様な生物が存在していますが、私たちが知らないことがたくさんあります。深海は光の届かない暗黒の世界だと思っていませんか?実は、深海はさまざまな発光生物たちが照らし出す、微弱光の世界となっています。一方、私たちの身の周りでも、いろいろな陸生発光生物が光を灯しています。普段気付かない夜や深海の世界を発光生物の目を通して見ることで、生物多様性、生態系の保全など自然環境保全の大切さについて学びます。 |
当日の様子
すべての動物はそれぞれに主特有の知覚世界をもって生きており、動物主体が知覚でき働きかけることができる環境(環世界)があります。身近にいるミミズから深海魚まで世界中に存在している発光生物の光には何らかの役割があると考えられており、発光生物それぞれにも環世界があることを学びました。
受講者には発光生物を通して、人間には便利とされる明かりが灯る夜も、発光生物にとっては発光の妨げになっているかもしれないこと、生物多様性や生態系の保全など自然環境の大切さについて考えてもらうことができました。