第5回市民環境アカデミー
講座内容・日時
日時 | 令和2年1月9日(木曜日) 午後1時30分~午後3時30分 |
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場所 | レディヤンかすがい(青少年女性センター) |
参加者 | 受講者40名 |
講座 タイトル |
伊勢湾のマイクロプラスチック汚染の現状 |
講師 | 四日市大学 環境情報学部教授 千葉 賢 |
概要 |
生活が便利になる反面、地球温暖化を始めとする様々な環境問題が起こっています。近年では、ビニール袋やペットボトルなどの身近なプラスチックごみによる、地球規模での海洋や河川などの環境汚染が問題となっています。特に、マイクロプラスチックと呼ばれる5ミリ以下の大きさのプラスチック片による、生態系や人間の健康への影響について関心が高まっています。身近な伊勢湾の現状や世界の動向について学びます。 |
当日の様子
海洋プラスチック問題について、海洋へのプラスチック流出量や生態系への影響、世界や日本の対策等を学びました。また、庄内川や伊勢湾に実際に漂着したゴミの様子や伊勢湾のマイクロプラスチック汚染調査結果についても説明を受け、海洋プラスチック問題の深刻さを実感しました。
受講者は講義を通じて、プラスチックによる海洋汚染は深刻であり、これから研究が進んでいくことを学ぶとともに、使い捨てプラスチック製品の抑制など自分たちにできることについて考えることができました。