令和5年度第5回市民環境アカデミー
講座内容・日時
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日時
- 令和6年1月16日(火曜日) 午後2時00分~午後3時30分
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場所
- 文化フォーラム春日井
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参加者
- 受講者38名
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タイトル
- 生物多様性は大事なの?~植物を求める旅から見えたこと~
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講師
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名古屋大学博物館 准教授 西田 佐知子
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概要
- 生物多様性という言葉がよく聞かれるようになりましたが、生物多様性とはどういうことなのでしょう?生物多様性を守ることは、人間にとって大事なのでしょうか?
今回の講義では、生物多様性や生物の絶滅などについて学ぶとともに、植物分類学や生態学の野外調査体験を聞くことで、生物多様性の重要性について考えてみましょう。
当日の様子
講師自身が植物採集をした際の写真を交えながら、植物研究の実態及び植物の特徴について解説していただいた。
絶滅によって、少なくとも今までに「人類の絶滅」はなかったことからも、多くの種は絶滅をしても影響が小さいと思われるが、絶滅してしまうと二度と出現しなくなり、生態系が乱れる可能性もあるため、絶滅を避ける必要があることを学んだ。
身の回りの1本、1匹がいなくなるところから、地域内の絶滅につながり、種の絶滅に至ってしまう可能性があるため、まずは身近にある「自然」を大切にし、生物多様性を守ることが必要であると教えていただき、受講者も熱心に講義を聞いていた。