令和5年度第6回市民環境アカデミー

ページID 1034095 更新日 令和6年4月25日

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講座内容・日時

日時

令和6年2月15日(木曜日) 午後2時00分~午後3時30分

場所

文化フォーラム春日井

参加者

受講者34名

タイトル

海洋汚染の防止と国際社会

講師

中部大学国際関係学部国際学科 教授 加々美 康彦

概要

陸上で発生したプラスチックは、適正に処理されなければやがて海までたどり着き、様々な弊害をもたらします。廃プラ以外にも海洋汚染の原因となるものは数多くあり、世界共通の課題となっています。

今回の講義では、国際社旗は様々な海洋汚染をどのように防止しようとしてきたのか、事例を交えて解説します。

当日の様子

 現在はウクライナ等の戦争によって平時よりもはるかに大量の二酸化炭素が排出されていること、このまま何も対策を取らずにいると海面上昇などの影響は免れないことを学んだ。
 また、海氷の縮小により北極海を経由する航路が可航となることで、北極海航路の定期輸送サービスを開始している会社等の話から、地球温暖化をビジネスチャンスと捉える人もいるということも学んだ。
 海洋汚染についても、現在は陸上を起因とする汚染はかなり減少していること、ALPS処理水の影響、海中騒音(エアガンやソナー)による動物への影響についてもお話しがあった。
 今の社会ですっきり解決できる問題は少なく、諸外国との調整も含めてかなり困難な問題が多いため、多角的に見て何が正しいかを判断していかなければならないと話があり、様々な気付きを得られた講座となった。

講義風景の写真

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