平成20年度 春日井市緑の審議会議事録及び会議資料

ページID 1007791 更新日 令和6年1月10日

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公開で行った審議会の議事録及び会議資料をお知らせします。

1 開催日時

平成21年3月16日(月曜日)午後2時~午後3時

2 開催場所

春日井市役所3階 303会議室

3 出席者

【委員】

名古屋大学大学院 教授 戸丸 信弘
春日井市造園業協会 会長 関戸 清博
区長町内会長連合会 理事 吉田 康政
春日井自然友の会 会長 波多野 茂
市議会議員 安達 佳代
市議会議員 小原 哉
市議会議員 中藤 幸子
市民公募 大柳 茂
市民公募 高橋 勇夫

【事務局】

建設部 公園緑地課

  • 課長 長谷川 五男
  • 課長補佐 野崎 由比己
  • 緑化担当主査 尾関 勝久
  • 主事 小川洋平
  • 主事 下方良一

4 傍聴者

  2名

5 議題

  • 会議の公開について
  • 報告事項
    • 春日井市緑化振興基金について
    • 鉱物掘採等について
    • 保存樹等指定状況について
    • 緑化推進事業実績について

6 会議資料 

7 議事内容

【会長】 春日井市附属機関等の設置等に関する要綱第9条の規定に基づく原則公開について諮る
【委員】 「異議なし」の発言あり
【会長】

  • 本会議は原則公開とすることを決定
  • 本日の傍聴希望者は2名の旨報告
  • 本日の議事録署名者を、関戸清博委員に指名

【会長】 報告事項

  • 春日井市緑化振興基金について
  • 鉱物掘採等について
  • 保存樹等指定状況について
  • 緑化推進事業実績について

以上について事務局に説明を求める
【長谷川課長】 資料に基づき説明
【会長】 事務局の説明について、質問・発言を求める
【中藤委員】 外之原地区の採石場がここ数年で拡大したような気がする。立入調査時の様子についてもう少し詳しく教えてほしい。
【長谷川課長】 各事業所とも可能な箇所には種子吹付や植栽をしている。最終断面や掘採の予定がないところには植生回復のお願いをしている。ただ、業者は県の許可を得て採石を進めており、最終断面に至るまでにはまだまだ時間がかかる計画である。
【中藤委員】 技術の進歩により、採掘の最中でも植栽可能な方法があるのではないか。
【長谷川課長】 最終的には緑地計画に沿って全面的に緑地を回復する予定である。
【中藤委員】 まだ当分は掘採が続くと思っていいのか。
【長谷川課長】 当面は続く計画である。
【中藤委員】 以前あった保存樹のホームページは現在どうなっているか。
【長谷川課長】 平成19年9月に市ホームページのシステムを全面的に変更した際、保存樹のページは新システムに移行できなかった。今後、写真の更新を含め順次行っていく。
【高橋委員】 温暖化防止の観点から、緑化振興基金で植樹の事業をする予定はないか。
【長谷川課長】 植樹関係は、新しい公園への植樹・保存樹・高蔵林の管理等を実施しているが、山に植えることは現在考えていない。
【波多野委員】 採石場の後はヤシャブシを植えることが多いが、その後の植生の豊かさの観点から、長い目で見ればアカマツの方がよい気がする。山が削られ、このままでは外之原地区は国定公園から外れてしまうのではないかと思ってしまう。そう簡単に採石場の許可が出るものだろうか。
【高橋委員】 民有地では手の出しようがないのか。
【長谷川課長】 鶴田石材は昭和31年から操業している。県は法律に基づいて許可を出す立場だが、市は条例で指導していく立場であるので強制力はない。最終断面で緑地回復をすることも、現段階ではお願いしかできない。
【高橋委員】 廻間の工場等についてはどうなのか。
【長谷川課長】 開発協議についての指導権限はあるが、開発そのものについての許可権限はない。
【高橋委員】 開発する時の残存緑地の指導については強制力がある。しかし、工事後はどうなのか。
【長谷川課長】 緑化の指導に関する指導要綱を元に指導している。条例では20%、工場立地法で25%の面積を緑化する必要がある。
【高橋委員】 現実はそうなっていない。寄附金に話を戻すが、問題のある場所に木を植えることがなぜできないのか。大谷北池など、市の土地にも植えたらどうか。
【波多野委員】 大谷北池の辺りで現在ヤマザクラの手入れをしている。東海豪雨の際の山崩れを安全な形にすれば、植物園・自然の家を自然体験の場として整備する中でいちばんいい場所だと思う。
【長谷川課長】 現段階では緑化基金の用途は未定なので、必要な時にはまた委員の皆様に審議をお願いすることになる。果実(利息)については、緑化推進事業に年間70万円程度充てている。
【波多野委員】 保存樹について、660本を自然友の会の調査班で一度全部調べてみようかと思ったが、1年かかる。高さと太さで基準を決めてしまったので、指定が多い。指定を解除していくのは難しいが、本当は年季が入って貫禄がある名木など、大事なものを天然記念物のように指定していくのがよいのではないか。区画整理の時でも、移植の方が高くつくので切ってしまう。
【長谷川課長】 住宅地の名木に関しては網羅されているが、東部丘陵全部を調査したとは言えないので、名木が多く残っている可能性はある。現段階では名木指定は考えていないが、今後検討していく必要があるかも知れない。
【会長】 他に意見がないようなので、以上で審議会を終了

上記のとおり春日井市緑の審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1人が署名及び押印する。

平成21年3月24日

議長 戸丸 信弘 印
署名者 関戸 清博 印

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このページに関するお問い合わせ

建設部 公園緑地課

電話:0568-85-6281
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