グリーフケア
大切な人を亡くした方へ~グリーフケア~
グリーフ(悲嘆)とは
大切な人を亡くしたときにおきる様々な反応を「グリーフ(悲嘆)」と言います。
大切な人の死は誰もが経験することですが、そこから生きていく道のりは一人ひとり違います。
様々な苦悩や葛藤、後悔を経て気持ちが和らいでいきます。
一人で解決することが難しいと思います。お気軽にご相談ください。
私たちは、あなたが悲しみを持ちながらも、少しでもこれからの人生で安らぎを感じる時間が訪れることを願っています。
様々なグリーフ(悲嘆)
●こころの反応
集中力や決断力、忍耐力が乏しくなる。
無関心、無気力になる。
激しい怒りやうらみ、ねたみを感じたり、自分を責める。
●体の反応
眠れない、中途覚醒、早朝覚醒、怖い夢を見る。
食欲がない、胃が重い、下痢が続く、体がだるい。
胸がしめつけられる、心臓がドキドキする。
●行動の反応
誰とも会いたくない、話したくなくて家にひきこもる。
今まで普通にできていた行動ができなくなったり、難しく感じる。
じっとしているのがつらく、意味もなく動き回る。
グリーフ(悲嘆)を経験したときに役立つこと
十分な休息や睡眠
深い悲しみはたくさんのエネルギーを使います。
無理をせず、十分な休息や睡眠をとることは大切です。
栄養のある食事
食欲が湧かないかもしれませんが、栄養をとることは体だけでなく心にも大切です。
リラックス法
ストレスの解消法は人それぞれです。
自分に合ったリラックス法を持つことは大切です。
人とのつながり
相談できる友人はいますか。
周囲の人に、自分の気持ちを理解してもらえずつらいことがあると思います。
専門職の人に相談をしてみることが大切です。
メンタルヘルス相談
地域共生推進課では、市民のみなさまのこころの健康に関するご相談を丁寧にお聞きし、適切な場所につなぐことを大切にしています。
気持ちの落ち込みが続く、イライラする、眠れない、食欲がない等、生活に苦しさを抱えるときは、1人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
ご本人はもちろん、周囲の方からのご相談もお受けしています。
ご相談は無料です。秘密も守られます。
ご相談を希望される方は、地域共生推進課へお電話ください。
電話:0568-85‐6172(平日:午前8時30分~午後5時15分)
その他
愛知県には、大切な人を亡くされた方のためのグリーフケアを専門とした病院や、同じ境遇の人が集まる自助グループが存在します。
こころの悩みが解消されるまでの道のりは人それぞれです。
自分に合った気持ちの整理方法を見つけてみてはいかがでしょう。