令和2年度 春日井市放課後教室運営委員会議事録
1 開催日時
令和3年2月9日(火曜日) 午前10時~午前11時10分
2 開催場所
春日井市役所 第3委員会室
3 出席者
- 【委員長】
-
春日井市立勝川小学校長 山田勝史
- 【副委員長】
-
春日井市小中学校PTA連絡協議会母親委員長 金森奈央
- 【委員】
-
春日井市小中学校PTA連絡協議会母親副委員長 渋谷智弥
春日井市区長町内会長連合会理事 谷口 武
春日井市区長町内会長連合会理事 野々川通正
春日井市立藤山台小学校長 前川健治
丸田小学校放課後なかよし教室運営指導者 浅野博子
放課後なかよし教室コーディネーター 山田ひと美 - 【事務局】
-
教育部長 松原眞一
学校教育課長 大城達也
学校教育課課長補佐 長谷川英輝
学校教育課主査 原口幸恵
学校教育課主事 武藤誠二
4 傍聴者
1名
5 議題
- 放課後なかよし教室について
- 土曜チャレンジ・アップ教室について
- サマー・スクールかすがいについて
6 会議資料
- 資料1 令和2年度放課後なかよし教室の実施状況 (PDF 220.1KB)
- 資料2 令和3年度放課後なかよし教室の実施案 (PDF 116.4KB)
- 資料3 令和2年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施状況 (PDF 110.1KB)
- 土曜チャレンジ・アップ教室実績 (PDF 81.8KB)
- 土曜チャレンジ・アップ教室の様子 (PDF 117.5KB)
- 資料4 令和3年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施案 (PDF 112.6KB)
- 資料5 令和2年度サマー・スクールかすがいの実施状況 (PDF 100.7KB)
- 資料6 令和3年度サマー・スクールかすがいの実施案 (PDF 108.5KB)
7 議事内容
1 放課後なかよし教室について
- 【原口主査】
-
資料1「令和2年度放課後なかよし教室の実施状況」について説明
- 【山田委員長】
-
令和2年度はコロナの影響がありましたので、例年との比較ができなかったと思います。
確認ですが、放課後なかよし教室の定員はありますか。 - 【原口主査】
-
定員はありません。
- 【山田委員長】
-
わかりました。課題を踏まえまして、令和3年度の実施案について説明をお願いいたします。
- 【原口主査】
- 資料2「令和3年度放課後なかよし教室の実施案」について説明
- 【山田委員長】
- 令和2年度は、コロナのことが心配で参加人数の減少があったと思います。感染症対策を行い、安心であるということを保護者に周知することも大事だと思います。
- 【前川委員】
- 今後は少人数学級となります。学校によって余剰教室がなくなり、なかよし教室の部屋が確保できないという心配がでてきます。これも今後の課題のひとつに入ると思います。
- 【山田委員長】
-
余裕教室があって、なかよし教室の実施が可能であると考えます。余裕教室が少なくなるかもしれないという状況を、課題として事務局が認 識していただけたらと思います。
- 【谷口委員】
- スタッフは市で募集しているのですか。
- 【原口主査】
- はい、そうです。
- 【谷口委員】
- 適宜、いろいろな学校に振り分けるのですね。地域に根付いた方というのは薄れるのですね。
- 【大城課長】
-
スタッフの半数以上は、勤め先の学校に徒歩もしくは自転車で通っている方が多いです。実際に働いている方は、学校の近くにお住まいの方が多い傾向にあります。しかし、お子さんが通っている学校ではないように配慮はしています。
- 【谷口委員】
- 地元との繋がりがどうなっているのか気になりました。
- 【山田委員長】
-
近隣の地域の方々がスタッフとして派遣されているという意味合いでは、地域で支えているということですね。
採決の結果、全員一致で令和3年度放課後なかよし教室の実施案について承認。
2 土曜チャレンジ・アップ教室について
- 【原口主査】
-
資料3「令和2年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施状況」について説明
- 【山田委員長】
-
コロナの影響を受け、実施できなかった講座があるということでした。その中でも実施できた講座については、好評であったという認識ですか。
- 【原口主査】
- アンケートからみましても、大変楽しかったという好評を得ております。コロナの関係で息苦しく思っている子どもたちにとっては、良い機会の場を提供できたのではと思います。
- 【山田委員長】
-
休校中や分散登校中は、子どもたちの心のケアが心配でしたが、コロナ禍の状況のなか子どもたちが参加できる場があったのは良かったと思います。
- 【山田委員】
- 地域やPTAの方々などの中には、趣味や資格を持っている方がいると思います。そういった方を発掘する方法があればいいなと思います。
- 【山田委員長】
- 地域の中に人材がいるのでは、というご意見をいただきました。
- 【山田委員】
- 地域の集まりやPTAなどを通じて、発掘することも可能かと思いました。
- 【原口主査】
- 資料4「令和3年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施案について」 説明
- 【山田委員長】
- 人材発掘という点で、事務局としては地域住民有志・事業者・ボランティア団体などと協働するという提案がありました。具体的な方法を考えていますか。
- 【大城課長】
- PTAの方々に、この活動を紹介していただき、共催していくことも可能ではないかと思いました。重荷としてとらえるのではなくて、こういったことをやりたい、というお考えの方がいると思います。学校教育課と一緒にできるかもしれない、という話が伝われば、そこから広がっていく可能性もあると思います。人材を学校教育課に紹介していただいたり、PTAの総会等でご案内していただけたらと思います。
- 【山田委員長】
-
PTAを窓口にして人材の発掘ができないか、という話がありました。
- 【金森委員】
- PTAからお知らせを出すことは可能です。趣味程度で行っていることを、子ども達に教えていいのか、どうやって教えたらいいのか、初めての人だと手を挙げにくいです。バックアップ体制があると、やってみようと考える方もいるかもしれません。どういうことをやっていいのか、教えていただけたらと思います。
- 【山田委員長】
- PTAとしては、指導・講師をしないといけないというプレッシャーがあるという心配ですね。
- 【大城課長】
- 何か指導しなくてはいけないというものではなくて、例えば「おもしろ科学実験」は趣味で行っている方です。何かしら資格を持っている方ではありません。土曜チャレンジ・アップ教室は何かのきっかけづくりだと思っています。科学の実験にふれて、面白いと思ってくれることが重要で、学校の授業の理科の興味に繋がるかもしれません。教えるというよりか、一緒に子どもたちと楽しむというスタンスと思っていただればいいです。
- 【山田委員長】
- PTAの方で、人材の紹介などの協力がお願いできると広がるかもしれませんね。
- 【渋谷委員】
- 保護者として参加するという負担が増えると心配でしたが、今のお話を聞いてなるほどと思いました。みんなで一緒に楽しむとなったときに、親として少なからず負担になってしまいますので、どのように声掛けをするといいのかなと思いました。
- 【山田委員長】
- 好きでやりたい方が見つかるといいですね。お願いするとなると負担感がでるというのが正直なところですね。
- 【浅野委員】
- 講師になっていただく方は、ボランティアですか。お礼はありますか。春日井市内、愛知県内の方でないと講師はお願いできないですか。毎年、夏に瑞浪市にあるサイエンスワールドでイベントを開催しています。いろいろなブースがあり、科学の実験や工作など楽しく行っているのを毎年見させていただいています。そういう所での声掛けはされていますか。
- 【大城課長】
- 瑞浪市での取組ですが、春日井市で行っている科学の講師の方も参加されています。繋がりは最大限活かしていきたいと思っています。講師の方は地元というこだわりはありません。お礼についてはしていなく、 あくまでもボランティアでお願いしています。ただし、材料費については負担しています。金銭的な部分で講師に負担が生じないようにしてい ます。
- 【浅野委員】
- 交通費の支払いはありますか。
- 【大城課長】
- 生じる場合はお出ししています。
- 【野々川委員】
- 今年については、コロナで劇的に世の中の状況が変わりました。それぞれの取組については、コロナの事も加えて考えていただけれたらと思います。
- 【山田委員長】
- コロナの出口が見えない状況です。いつまで続くかわからない状況の中、運営については意識して行わないといけませんね。
- 【金森委員】
- 土曜チャレンジ・アップ教室で何かやりたいという声があがったときは、どこでやらせていただくことになるのですか。12 校の内のどこかでやらせていただくということですか。
- 【大城課長】
- 土曜チャレンジ・アップ教室を開催するにあたっては、全小学校に希望調査を行っています。地域によっては、町内会で土曜日の活動を行っているところもあります。市教委でバックアップする必要のない地域もあります。希望がある学校で行いますので、他の学校では既存の地域の方やPTAで土曜日の活動をしていていると認識です。来年、この学校以外で実施するという想定はしていないですが、お話があれば検討はさせていただきます。
- 【金森委員】
- 声掛けするときは、12校の学校の保護者がメインの方がいいですか。
- 【大城課長】
- これはあくまでの来年度の話なので、再来年度以降に向けてのお話でも構わないです。
- 【山田委員長】
-
地域と子ども達が繋がって、土曜日の時間の有効な過ごし方ができればいいことだと思います。
採決の結果、全員一致で令和3年度土曜チャレンジ・アップ教室の実施案について承認。
3 サマー・スクールかすがいについて
- 【原口主査】
-
資料5「令和2年度サマー・スクールかすがいの実施状況」について説明
- 【原口主査】
- 資料6「令和3年度サマー・スクールかすがいの実施案」について説明
- 【山田委員長】
-
午前8時から午後4時30分まで開設ということですが、実際の利用 時間の状況は、どうでしたか。
- 【原口主査】
- 平均利用時間の割合ですが、平均して午前9時から午後3時まで利用する児童の人数が多い傾向でした。
- 【山田委員長】
- 先生たちの勤務は8時30分から5時までです。サマー・スクールかすがいのスタッフは学校の職員がいない状況の中で、鍵を開けて行っているという状況です。学校職員の勤務時間内に収まれば、もう少し時間を短くしてもいいのではと思いましたが、保護者の立場であれば8時から4時30分までの開設がいいということですね。
- 【山田委員】
- なかよし教室勤務のスタッフは午後勤務のため、午前勤務のスタッフを確保するのがなかなか難しいです。PTAの方々などにスタッフ募集の声掛けをすると応募はあるでしょうか。
- 【渋谷委員】
- サマー・スクールかすがいにおいては、資格者、無資格者の方がどのように働かれているのですか。
- 【大城課長】
- 放課後なかよし教室と同じように有資格者、無資格者の方が勤務しています。午前中勤務のスタッフ確保が難しいです。資格に関わらず、御協力できる方にお願いしたいです。その中で資格者がうまく配置できればと思います。
- 【金森委員】
- 高学年のお子さんであっても、夏休みにお子さんを家に置いて保護者 が出るというのは難しいと思います。子どもが中学生、高校生ぐらい大きい子の保護者でないと、なかなか難しいです。小学生を置いて仕事に行くのは難しいと思います。
- 【大城課長】
- 中学生であれば、可能性は広がりますか。
- 【金森委員】
- ご家庭にもよると思いますが、中学生の保護者の方であれば、午前中数時間であればお子さんを置いて仕事に行くことが可能な保護者の方がいるのかもしれません。
- 【大城課長】
- 放課後なかよし教室や土曜チャレンジ・アップ教室も含めて、人材確保が課題としてあります。例えば下のお子さんが中学校3年生の保護者の方であれば、案内したら反響が得られるのかもしれません。今後すぐとは言いませんが、中学校3年生の保護者を対象にご案内が定期的にできるようになると反応があるのかなと期待はしています。
- 【金森委員】
- 中学3年生の保護者だけでなく、他の学年の保護者の方など広く周知するといいのかもしれません。
- 【大城課長】
- ご相談させていただきます。
- 【山田委員】
-
祖父母の方々にもご案内ができればと思います。
- 【山田委員長】
- 本校の部活動指導員でも、お孫さんに言われて指導をしている方がいます。山田委員が言うように、祖父母の方に声掛けをするのも手かもしれません。
- 【渋谷委員】
- 祖父母の方でも、同じ学区はいけませんか。遠くの学校より近くの学校の方が安心だと思います。
- 【大城課長】
- 卒業していれば問題ないですが、お孫さんが通っている場合ですと難しいです。
- 【金森委員】
- 有資格者の方がいないと、祖父母の方々だけでは不安です。
- 【大城課長】
-
必ず有資格者の方が1人はいますので、そこは安心していただければと思います。
採決の結果、全員一致で令和3年度サマー・スクールかすがいの実施案について承認。
- 【野々川委員】
- 自分自身知識不足な部分があります。初めての方を対象に事前に研修みたいなものを行っていただけたらと思います。そうすれば今よりか意見が言えると思います。コロナについて、教育委員会は子どもたちの見本、手本でなければならないと思います。
- 【谷口委員】
- ボランティアの話がありましたが、町内会などのルートで隠れた才能を持った方はいないか尋ねることもできると思います。
- 【大城課長】
- ありがとうございます。相談させていただきます。
上記のとおり令和2年度春日井市放課後教室運営委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、委員長及び副委員長が署名する。
令和3年3月15日
会長 山田 勝史
副会長 金森 奈央
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