令和3年度第4回春日井市生涯学習審議会議事録
1 開催日時
令和4年3月17日(木曜日)午後1時から午後2時30分まで
2 開催場所
文化フォーラム春日井 会議室A・B
3 出席者
- [会長]
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中部大学教授 三島 浩路
- [副会長]
- スポーツ推進委員 神田 茂
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[委員]
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市小中学校PTA連絡協議会 渋谷 智弥
文化協会 福田 孜
スポーツ協会 山田 敏勝
子ども会育成連絡協議会 小出 修
婦人会協議会 時田 加代子
ボランティア連絡協議会 大橋 一彦
老人クラブ連合会 小山 峯汜元小学校長 長谷川 明美
NPO法人春日井子どもサポートKIDS COLOR理事長
志村 美和 - [事務局]
-
教育長 水田 博和
文化スポーツ部長 上田 敦
文化・生涯学習課長 内藤 純子スポーツ課長 金田 浩
図書館長 田中 裕子
文化財課長 村松 一秀
野外教育センター所長 木全 敦彦
野外教育センター主幹 西岡 靖成
文化・生涯学習課長補佐 伊藤 英彦
文化・生涯学習課生涯学習担当主査 若杉 尚代文化・生涯学習課主事 甲斐 大喜
- [傍聴者]
-
0名
4 議題
- 令和4年度生涯学習事業計画について
- 社会教育関係団体への補助金交付について
- 生涯学習に関するアンケート調査 調査結果報告書について
- その他
6 会議資料
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資料1 令和4年度生涯学習事業計画書 (PDF 707.1KB)
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資料2 社会教育関係団体への補助金交付について (PDF 68.5KB)
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資料3 生涯学習に関するアンケート調査 調査結果報告書(案) (PDF 7.7MB)
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資料4 生涯学習に関する市民アンケート調査結果から見る現状と課題 (PDF 364.9KB)
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資料5 第2次春日井市生涯学習推進計画 成果指標及び数値目標 (PDF 153.3KB)
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資料6 第2次春日井市生涯学習推進計画 施策の体系 (PDF 249.1KB)
7 議事内容
(1)議題1 令和4年度生涯学習事業計画について
資料1に基づき、各担当課長等が令和4年度の生涯学習事業の計画について説明した。
【三島会長】
資料1の11ページ、「9 スポーツ振興基金積立金」について、予算額が3,000円とあるが、全体の予算からすると額が少ない。金額の根拠は何か。
【スポーツ課長】
スポーツ振興基金積立金は、現在、1億1,000万円ほどあり、その利子が予算額となっている。利率が0.002パーセントに下がったため、減額となっている。
【三島会長】
資料1の15ページ、「4 障がい者図書サービス」の予算額が前年度比3.1%減となっているが、減額の理由は何か。
【図書館長】
障がい者図書サービスの予算が減額となっている理由は、ボランティアが障がい者の方に図書館資料を読む「対面読書」の希望者が減少していることに伴い、ボランティアへの謝礼を減額したことによるものである。
【三島会長】
資料1の19ページ、文化財課の「11 一般管理」について、前年比159.3パーセント増で、大幅な増額となっているが、増額の理由は何か。
【文化財課】
文化財課の一般管理費が増額となっている理由は、高森台にある高森台民俗展示室の解体工事を実施するためである。高森台民俗展示室は、高森台子どもの家が使用していた施設を活用し、収蔵品の展示室として使用していたが、白山小学校へ移転することになったため、解体するもの。
【三島会長】
資料1の21ぺージ、「1 少年自然の家事業」の「(6) 夏休み野外活動補助事業」について、事業期間が7月21日から8月31日となっているが、春日井市の夏休み期間と同じ期間か。
【野外教育センター所長】
夏休み期間は、現在、令和4年7月21日から8月31日までとなっており、補助事業の対象期間とした。今後、社会情勢が変わり、夏休み期間が変更される場合は、それに合わせて夏休み野外活動補助事業の対象期間を再設定していく。
【大橋委員】
現在、上条グラウンドの整備が行われているが、どの事業に該当するのか。
【スポーツ課長】
事業としては、資料1の13ページ、「18 屋外体育施設小工事」に該当するが、令和3年度事業として実施しているため、本件予算額には含まれていない。
(2)議題2 社会教育関係団体への補助金交付について
資料2に基づき、文化・生涯学習課長及びスポーツ課長が社会教育関係団体への補助金交付について説明した。
【志村委員】
昨今の新型コロナウイルス感染対策のため中止している事業も多いが、総会や研修会は実施できているのか。また、対面で事業ができないとオンラインでの開催など苦労もあると思う。令和3年度と比べて予算額が変わらないが、不足はないか。
【文化・生涯学習課長】
新型コロナウイルスの影響で一部実施できていない事業もある。補助金に関しては、不用額が返還されるが、令和3年度分については、現状では未精算のため詳細は不明である。
(3)議題3 生涯学習に関するアンケート調査 調査結果報告書について
資料3~6に基づき、文化・生涯学習課生涯学習担当主査が生涯学習に関するアンケート調査 調査結果報告書の最終案とアンケート調査から見る現状と課題について説明した。
【三島会長】
推進計画の進捗状況について、資料5で現状値の推移を上向きや下向きの矢印で記載しているが、基本目標の「学びを豊かにする環境づくり」の指標が、2016年度から2019年度にかけての新型コロナウイルスの影響のない時期においてもすべて下向きの矢印となっており、重点的に取り組む必要があると思われる。環境づくりは非常に重要な柱となるため、計画の見直しの際に重点的に検討していってほしい。
アンケートの自由意見については、例えば、10代~20代の回答を見ていくと、資料3、65ページに記載があるとおり、「そもそもこのアンケートがなければ生涯学習という言葉を知らなかった」など、学校教育のなかで「生涯学習」という言葉を学ぶ機会もなく、若い人は「生涯学習」という言葉自体を知らない人も多い。学校教育とも連携して、生涯学習とはどういうものかを学んだり、公民館などの施設を見学したりする機会を設けるなど、生涯学習を知ってもらう機会があるとよいのではないか。
また、69ページに記載されている意見にも、「学校教育の中から、生涯学習について考えさせられるように」とある。学校教育との連携も大事になってくると思う。
アンケートの自由記述は、書かれる方の労力もかかっているため、書かれた意見をつぶさに拾っていただければと思う。
これまでの委員からの意見をもとにアンケート調査報告書の最終版をまとめ、作成していただきたい。
【文化・生涯学習課長】
そのとおり事務を進める。
(4) 議題4 その他
委員から生涯学習に関する提案、助言があった。
文化・生涯学習課長から次年度の生涯学習審議会の予定について説明した。
【時田委員】
市外の知人から「春日井には書道教室がたくさんあるね」と言われた。自分は市内に住んでいてあまり意識していなかったが、他市の人から見ると特別なことのようで、こうした市の特色や市のいいところをもっと子どもたちに伝えていくことが必要だと思う。
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、多くの大人が生涯学習として、いろいろな学習をしているところを見た子どもたちが、「いいな」とか、「一緒にやってみたい」とか感じてくれるとよい。もっと小中学生へのアプローチをしていけるとよいのではないか。
【文化・生涯学習課長】
書については、「わ~く書っぷ」という出前講座で書家を講師として学校や地域団体へ派遣している。
また、新生児を対象に、書家に揮毫いただいた命名紙入りの写真立てをプレゼントするなど、市も書のPRに努めている。今後も、「書のまち春日井」を感じてもらえるような事業を進めていく。
上記のとおり、春日井市生涯学習審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び委員が署名する。
令和4年3月30日
春日井市生涯学習審議会
会長 三島 浩路
春日井市生涯学習審議会
委員 大橋 一彦
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