第7回春日井市立小中学校適正規模等検討委員会議事録

ページID 1008050 更新日 平成29年12月7日

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1 開催日時

平成20年12月24日(水曜日)午後1時30分~午後3時

2 開催場所

春日井市役所9階 教育委員会室

3 出席者

【会長】

愛知教育大学教授 中野靖彦

【副会長】

小中学校PTA連絡協議会顧問 稲垣康江

【委員】

柏原中学校校長 飯塚悦雄
高森台小学校校長 井村茂則
篠木小学校教諭 今井常喜
春日井保育園理事長 中島せと
小中学校PTA連絡協議会会長 志村美和
小中学校PTA連絡協議会監査 臼田千秋
味美連合区長 山田文雄
月見町区長 佐藤義弘
公募委員 太田幸司

【事務局】

教育委員会 教育部長 伊藤滋
         総務課長 足立喜比古
         学校教育課主幹 原田義昭
         学校教育課課長補佐 内藤純子
         学校教育課主査 小澤暢明

4 欠席者

 中部大学教授 吉田直子 
 勝川幼稚園理事長 伊藤聡

5 議題

  1. 提言案検討
  2. その他

6 会議資料

参考資料

7 議事内容

(1)提言案検討
 「小中学校の適正規模等について」提言(案)について事務局より説明。
【中野会長】 「小中学校の適正規模等について」提言(案)について、ご意見をいただきたいと思います。
【稲垣委員】 6ページの「適正規模の基準」の2、3について、小規模校については「早急に」、大規模校は「検討を加える必要がある」とありますが、小規模校だけ「早急に」という表現があるのは、疑問を感じる方もいらっしゃるので、補足が必要ではないでしょうか。
【中野会長】 今、子どもが減っているということで問題が出てきていることから、この委員会が発足したという経緯を、「現状」の前の「はじめに」の中で書いたほうがよいかと思います。
【佐藤委員】 問題点がどこにあって、今、取り組む必要があるということが、分かりにくいと思います。デメリットが大きくて教育環境に支障をきたすようになってきていますなどと、前半の部分に入れた方がいいと思います。
【中野会長】 小規模校と大規模校のメリット・デメリットのそれぞれについて、前半に述べておかなければいけないと思います。
【佐藤委員】 4ページの「(3)学級数の比較」に説明を加えておいたほうが良いと思います。また、小規模校、大規模校などの定義についても明確にしておいた方がわかりやすいと思います。
【稲垣委員】 8ページの「学校適正配置の具体的な進め方」で「適正配置(統合)」とありますが、統合は小規模校の場合のみに該当するので、すべてに入れるにはどうかと思います。
【太田委員】 9ページの(5)「財源に相当する分は、可能な限り学校教育の充実、教育環境の整備のために充当する」とありますが、もう少し具体的に書いた方がいいのではないでしょうか。
【中野会長】 答申では、なかなかそこまでの記載は難しいと思います。
【佐藤委員】 7ページの「学校配置の基準」の「地域格差是正の視点」、「教育環境に格差が生じないよう」の格差という表現なのですが、もう少し柔らかい表現の方がよいと思います。また、「(1)基本的な考え方」に「児童生徒の教育環境を良好なものとするためには」とありますが、現在は良好でないというイメージを受けます。
【中野会長】 格差は「できるだけ差が生じないように」、良好は、「より良好に」としてはどうでしょうか。
【井村委員】 4、5ページの「メリット・デメリット」について、小規模校だから、大規模校だから出来る、出来ないとありますが、やり方によっては解消できる部分もあるので、表現を変えた方がいいのではないでしょうか。
【中島委員】 大規模校、小規模校のメリット、デメリットを箇条書きにすると、デメリットが目立ちすぎてしまうのではないでしょうか。
【臼田委員】 大規模校、小規模校の特色というような形で記載してはどうでしょうか。
【飯塚委員】 大規模校、小規模校のメリット、デメリットを記載し、そのために適正規模にしていかなければならないとする方がわかりやすく、検討委員会の目的がはっきりすると思います。
【井村委員】 デメリットについて、決まったように言い切っている部分がありますが、表現はもう少し考えた方がよいと思います。
【中野会長】 実際の意見をまとめるとこのような表現になりますが、これは相対的な意見としてですから、もう少し表現には検討が必要ですね。
【飯塚委員】 6ページの「適正規模の基準」は、主眼ですから、もっと目立つようにしたほうがいいのではないでしょうか。
【臼田委員】 「学校用地」のことが3か所で記載されていますが、一部で「用地確保は今後必要ないと思われます」となっていますが、そのような記載をしてもいいのでしょうか。
【伊藤部長】 児童生徒数を見ますと、ピーク時から現在は6割になっており、将来人口を推測しますと、かつてのようなピークにいくことはもう考えられません。そうしますと、地区内で学校用地の保有の必要はないという形になると思います。
【臼田委員】 では、「今後も保有していく必要がない」を「今後は保有していく必要がない」とした方がよいのではないでしょうか。
【中野会長】 6ページの学校運営面で、「年齢構成、男女比」ですが、あえてここまで言わなくてもよいと思います。
【飯塚委員】 もし統合する場合に、すでにある校舎へ一方が行くというよりは、新しい校舎を建てて、そこに行くという意見もありましたが、「学校適正配置の具体的な進め方」にそれを述べるのはどうでしょう。
【伊藤部長】 建築して40年を経過した学校もありますので、それを維持管理していくだけでも相当の経費がかかります。場合によっては、建て替えることも考えられますが、校舎を新しくするには、数十億円かかりますので、現在の校舎の状態をみながら考えていくことになると思います。
【今井委員】 メリット・デメリットについて、小規模校のメリットの2点目、「教室にゆとりがあり」というような表現ですが、空き教室があるという意味なのか、それとも一つの教室の中の密度という意味なのか分かりにくいと思います。また、6ページの「学校施設面では、休み時間や各種活動を実施する際に」とありますが、学校教育で一番大事なのは学習活動なので、学習活動のことをあげた方がいいと思います。
【中野会長】 委員会の意見の取りまとめについて、委員の皆さんからたくさんのご意見をいただきました。今日のご意見をもとに事務局と調整し、修正したものを皆さんにお渡しして、次回の委員会で意見をいただきたいと思います。
 次回は、委員会として「提言」をまとめていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。長時間にわたり議論をいただきありがとうございました。
 上記のとおり第7回春日井市立小中学校適正規模等検討委員会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1人が署名(及び押印)する。
平成21年 1月20日
                            会長 中野 靖彦
                            副会長 稲垣 康江

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