水道施設でのエネルギー有効活用の取組み(デマンドレスポンス)
春日井市の水道事業では、水道水を安定供給するため、浄水場や配水場など様々な水道施設で電力を使用しています。このため、エネルギーの効率的な利用や省エネルギーの対策としてデマンドレスポンスの取組みを進めています。この取組みは、CO2排出量の削減も期待され、地球温暖化対策にも貢献しています。
デマンドレスポンスとは
・夏及び冬の電力供給ひっ迫時における電力需要の抑制
・小売電気事業者等からの要請に応じて発動
【イメージ図】
期待される効果
・地域の電力の安定供給に貢献
・ピーク需要抑制により、発電所の負荷低減に寄与
・再生可能エネルギーの有効活用と導入拡大に貢献(ゼロカーボン推進)
・報奨金の獲得による水道事業の経営改善
本市の取組み
水道水の安定供給を前提とし、桃山配水場の送水ポンプの稼働時間を調整し、電力需要を一時的に抑制します。
<実施概要>
・実施場所:春日井市桃山配水場
・最大供出力:100kW(送水ポンプ1台分)
・実施期間:【夏季】7月~9月 【冬季】12月~2月
・実施内容:電力ひっ迫要請連絡に応じて送水ポンプの稼働を一時的に停止

●この事業は、「公共施設への電力供給とゼロカーボン推進に関する連携協定」に基づき推進する取組みの一つです。