総合防災訓練を実施しました
令和6年度春日井市総合防災訓練を実施しました
訓練日時等
1.訓練日時 令和6年8月25日 日曜日 午前7時00分から午前10時40分まで
※会場内訓練は午前7時30分から実施
2.訓練会場 松山小学校(如意申町1丁目8番地1)
3.訓練想定 午前7時 南海トラフを震源とする大規模な地震が発生
地震の規模はマグニチュード9.0、震度は6弱を観測
市内各地で負傷者の発生、家屋の倒壊、火災の発生、道路の損壊、橋の落下のほか、交通機関・
通信・電気・ガス・水道施設等のライフラインに大きな被害が発生した
訓練実施状況
実施した訓練内容の一部を掲載します。
〇救助・救出・救護訓練
警察、消防、自衛隊、協定を締結している民間企業などが連携して、震災時において想定される、高所に取り残された要救助者の救出、散乱した瓦礫等を撤去しながらの要救助者の救出訓練等を実施しました。
〇救援物資輸送訓練
協定を締結している民間企業が搬入した救援物資を、地域住民や学生ボランティアの方々の手で受入れ、仕分け、配付する訓練を実施しました。
〇応急手当・搬送訓練
大規模地震によって、多数の傷病者が発生したと想定し、症状に応じて応急処置を行い、救護所へ搬送する応急手当・搬送訓練を実施しました。
〇水消火器による初期消火訓練
火災に対し、水消火器を使用して消火活動を実施する初期消火訓練を実施しました。
〇埋没した車両からの救出訓練
地域の方々が力を合わせて、土砂に埋まった車両から要救助者を救出する訓練を実施しました。
安全行動(シェイクアウト)訓練を実施しました
総合防災訓練の参加者の他、安全安心情報ネットワークへ加入している皆様を対象とした、市内一斉の大きな地震から身を守る「安全行動(シェイクアウト)」を午前8時18分ごろに実施しました。
この訓練は、大地震が発生したと想定し、「まず低く」→「頭を守り」→「動かない」という「安全行動の1-2-3」を実行する訓練です。
訓練会場内では、緊急地震速報のデモ放送をきっかけとして、訓練参加者が一斉に安全行動を実施しました。
また、気象情報などの安全安心情報をメール送信する登録制サービスである春日井市安全安心情報ネットワークと、市公式LINEの登録者の皆様に対しても、同時に訓練開始メッセージを送信し、訓練会場外の皆様にも訓練に参加していただきました。
(提供:効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議)
私たちに今できることを
令和6年度の総合防災訓練は、市と各防災関係機関・地域自主防災組織、市民の皆様が総ぐるみとなり、地震災害に対する総合的な防災訓練を実施することにより、訓練に参加いただいた防災関係機関の相互協力体制の確立と、市民の皆様の防災意識を高めることを目的に実施いたしました。
地震は突然やってきます。
市民の皆様におかれましては、「自分のいのちは自分で守る」、「自分たちのまちは自分たちで守る」といった日ごろからの災害に対する心構えを身につけていただくため、今一度、避難経路の確認や防災物品の備蓄等、今できることを実践していいだきますようお願いいたします。