令和6年度第3回市民環境アカデミー
講座内容・日時
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日時
- 令和6年11月15日(金曜日) 午後2時00分~午後4時00分
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場所
- グリーンピア春日井
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参加者
- 受講者29名
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タイトル
- 築水池・植物園フィールドワーク
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講師
- ネイチャークラブ東海 代表 篠田 陽作
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概要
- 明治の終わり頃からの治山事業により山紫水明の景となった築水池や、四季折々の植物の景観が楽しめる植物園をフィールドにして、自然環境保全活動の意義について学びます。
当日の様子
農薬や化学肥料の使用、住宅様式の変化等により、トンボやスズメといった身近な生き物たちが影響を受けるなど、貴重種や希少生物の保護だけでなく、身近なものが消えていくことの警鐘や関心の啓発こそがまず必要なことであるとのことでした。
また、身近な生き物の具体例として蝶を取り上げられ、蝶と食草の対応関係を提示し、食草のほとんどが野草であり、管理が行き届いている公園では逆に食草がなくなり、蝶もいなくなるため、生物保護の観点から、公園の中に野草が生えているエリアを作る「生態園」を提唱され、名古屋市の川名公園などで実施していることを聞きました。都市緑化植物園に生育している植物について、実際に観察しながらその特徴や使われ方など話され、受講者も興味をもって聞いていました。