令和6年度第1回市民環境アカデミー

ページID 1036241 更新日 令和7年1月29日

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講座内容・日時

日時

令和6年9月20日(金曜日) 午後1時45分~午後3時15分

場所

文化フォーラム春日井

参加者

受講者39名

タイトル

人間活動と生物多様性の相互関係について

講師

名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授 増田 理子

概要

私達の快適な生活は様々なインフラによって支えられています.しかしながらその快適な生活のため,生態系に様々な影響が及ぼされ,生物多様性に大きな影響を与えています.外来種の侵入や在来種の減少は人間活動による生態系への影響の一部です.本講座では、生態系に対する人間活動の影響を学ぶことで、地球環境に優しい人間活動への理解を深めます.

当日の様子

 生物多様性という言葉が、「種の多様性」、「生態系の多様性」、「遺伝的多様性」の三層構造で成り立っており、多様であればあるほど、環境の変化に対し適応が可能になることが、身近な例(冷害による米不足や血液型別の病気への耐性等)を用いて分かりやすく学ぶことができました。
 また、日本における生物多様性については、人が手を入れた自然である里山、里地が最も高く、自然環境を放置しておけば、逆に多様性が低下するため、人による維持管理の重要性について学ぶことができました。

講義風景の写真

講義風景の写真

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