令和6年度第2回市民環境アカデミー

ページID 1036240 更新日 令和7年1月29日

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講座内容・日時

日時

令和6年10月24日(木曜日) 午前10時00分~午前11時30分

場所

文化フォーラム春日井

参加者

受講者37名

タイトル

再生可能エネルギー事業と地域活性化

講師

名城大学 教授 大野 栄治

概要

日本政府は「2050年カーボンニュートラル宣言」の実現に向けて、再生可能エネルギーの普及を推し進めています。しかし、多くの地域では人口減少や経済停滞などの問題が喫緊の課題となっており、再生可能エネルギーの導入はなかなか優先され難い状況にあります。本講座では、地域活性化に資する再生可能エネルギー事業の在り方について学びます。

当日の様子

 再生エネ事業による地域活性化の事例(域内還流型メガソーラー事業等)が紹介され、カーボンニュートラルだけでなく、地域の活性化が重要であり、地域外への資金流出の抑制、地域外からの資金獲得の促進、地域内の産業連関の強化が必要となることが学べました。
 また、稲作で発生したメタンガスでバイオメタンを生成し、充電スタンドや、農作業に必要なロボットの電源として使用する名城大学農学部が開発したシステムについて、初期投資の問題を解決するため、地域の清掃活動により収集された枯草を原料としたり、電力を地域の公共施設で使用するなど、住民参加型の再エネ事業の重要性を学ぶことができました。

講義風景の写真

講義風景の写真

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