令和元年度第1回春日井市図書館協議会議事録

ページID 1017452 更新日 令和6年1月10日

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1 開催日時

令和元年7月9日(火曜日)午後2時から

2 開催場所

春日井市役所 9階 教育委員会室

3 出席者

(会長)
小中学校校長会        山本 千種
(委員)

小中学校校長会        倉橋 克彦

子ども会育成連絡協議会    佐藤 裕子

生涯学習審議会        川越 慎一

図書館ボランティア      飯塚 富惠

図書館ボランティア      水谷 琴美
小中学校PTA連絡協議会    天野 美穂 
中部大学           高井   真珠代

金城学院大学         薬師院 はるみ          

(事務局)

文化スポーツ部長        上田 敦
図書館長            田中 裕子
館長補佐            四ツ倉 光一

資料担当主査          相澤 八重

サービス啓発担当主査    加藤 大一朗

(傍聴者)

2人

4 議題

  1. 平成30年度図書館事業報告について
  2. 令和元年度図書館事業計画について
  3. 「第3次春日井市子ども読書活動推進計画」施策事業の実施状況について
  4. その他

5 会議資料

6 議事内容

議事に先立ち、会長(山本委員)及び副会長(高井委員)の選出を行った。

(1)平成30年度図書館事業報告について

【事務局】
 会議資料1に基づき説明した。

【薬師院委員】
 8ページに蔵書数の5年間の推移があるが、受入冊数や除籍冊数の推移を教えてほしい。また、資料の選定はどのように行っているのか。選書基準は公開されているのか。

【事務局】
 受入については、計画に沿って例年19,000冊前後で推移し、除籍については、ここ3年ほどは22,000冊程度で推移している。選書については、図書館長以下7人程度の職員で構成する図書館資料選定会議を月2回開催し、購入資料を決定している。会議は公開ではないが、春日井市図書館資料収集方針に基づき選定している。

【薬師院委員】
 愛知県のラストワンプロジェクトには加入しているのか。

【事務局】
 加入している。最後の1冊である本は、春日井市できちんと保存していく。

【天野委員】
 3ページの小中学校読書感想文コンクールについて、この学校数の中には、尾東小中学校は含まれているのか。

【事務局】
 尾東小中学校は含まれていない。

【天野委員】
 このコンクールの優良、佳作、入選などは、誰が選ぶのか。

【事務局】
 審査は学校図書館教育研究会の先生にお願いしている。

【飯塚委員】
 ページの読書手帳の配付は、ここ数年の新たな取組と思うが、どのように配付しているのか。また、この事業の成果をどう捉えているのか。

【事務局】
 読書手帳は図書館見学に来た児童や図書館・図書室の窓口で希望する児童に配付している。読書手帳については、配付後の子ども達の反応を検証しづらいところがあるが、読書手帳の最終ページに「たくさん読んだで賞」と称える文面になっており、2冊目、3冊目とチャレンジしてもらえるようにしている。

【飯塚委員】
 3ページの読書感想文書き方教室について、多くの方の参加があるが、今後講座を増やす予定はあるか。

【事務局】
 1、2年生で1回、3、4年生で1回、5、6年生で1回の計3回開催している。夏休みの宿題の手助けになればと夏休み期間中のみ実施しているもので、講座を増やす予定はない。

(2)令和元年度図書館事業計画について

【事務局】
 会議資料2に基づき説明した。

【薬師院委員】
 1ページの図書館システムの更新について、先月の活字文化議員連盟からの答申にもあるが、国立国会図書館の書誌情報が無償で提供されているにも関わらず普及が進まず、民間の書誌情報が独占しているという現状がある。春日井市図書館はどうか。

【事務局】
 春日井市図書館でも民間の書誌情報を利用している。

【薬師院委員】
 今度のシステムでは国立国会図書館の書誌情報に対応できるとよい。これから仕様を検証されていく中で、ぜひ検討していただきたい。

(3)「第3次春日井市子ども読書活動推進計画」施策事業の実施状況について

【事務局】
 会議資料3に基づき説明した。

【飯塚委員】
 2ページの調べ学習用図書の活用について、利用が少なく感じた。子どもの活字離れが進む中、こうした調べ学習用の図書がもっと活用されるとよい。子どもの読書への意識を高めるには、図書館だけでなく、学校との連携が不可欠と感じている。読書手帳のおためし版の配付を小学校の図書室で行うということも資料にあるが、学校との連携はどうなっているのか。もっと、図書館と学校が緊密に連携できるとよいと思う。

【山本会長】
 読書手帳については、読書手帳をもらったことで、本に興味のなかった子が、1冊読んでみようかというきっかけになっている。数字には表れない成果を感じている。調べ学習用図書の活用については、学校でも各教科の先生の希望を取りながら毎年調べ学習に必要な図書を購入している。学校で購入した図書で足りない分を図書館に借りに来ている。数字が少ないからといって、学校が調べ学習用の図書を活用していないということではない。図書館との連携という点について、中学校はどうか。

【倉橋委員】
 中学校では図書館見学の機会もなく、図書館と連携して読書啓発を進めるのは難しい状況であるが、学校では朝読書の時間を設けるなど、生徒が本に親しめるようにしている。

【佐藤委員】
 読書相談(レファレンス)の件数が多く感じるが、どのような内容のものなのか。

【事務局】
 こういった本を探している、こんな事柄がわかる本はないかという簡単な相談から、最近の事例では、尾東地区高校野球の試合結果の調査など、多岐にわたっている。

【薬師院委員】
 読書相談(レファレンス)件数はむしろ少ないと感じる。1日に3人ほどということになる。原因は、皆さんが図書館に聞きに行こうと思わないことにある。図書館に聞きに行ってもいいことが市民にわかる工夫が必要。

(4) その他
「第4次春日井市子ども読書活動推進計画」の策定について

【事務局】
 計画策定についてのスケジュールを説明。

【山本会長】
 令和2年度の計画策定に向けて、この協議会を本年度は2回開催するということになる。

午後3時00分に協議会を終了した。

 上記のとおり、令和元年度第1回図書館協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1人が署名する。

    令和元年8月6日

議長  山本 千種
署名人  川越 慎一

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