令和2年度第4回春日井市図書館協議会議事録

ページID 1023089 更新日 令和3年1月6日

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1 開催日時

令和2年10月2日(金曜日)午後2時から

2 開催場所

春日井市役所 3階 301・302会議室

3 出席者

(会長)

小中学校校長会           内匠 育代

(委員)

子ども会育成連絡協議会       佐藤 裕子

生涯学習指導員           川越 慎一

図書館ボランティア         飯塚 富惠

図書館ボランティア         小林 静子

婦人会協議会            熊谷 三映子

小中学校PTA連絡協議会       丸山 聖司

中部大学              高井 真珠代

金城学院大学            薬師院 はるみ

(事務局)

教育長               水田 博和

文化スポーツ部長          上田 敦

図書館長              田中 裕子

図書館長補佐            四ツ倉 光一

サービス・啓発担当主査       石橋 修

資料担当主査            山口 美春 

(傍聴者)
3人

4 議題

  1. 「第4次春日井市子ども読書活動推進計画」(中間案)について
  2. その他

5 会議資料

6 議事内容

(1)「第4次春日井市子ども読書活動推進計画」(中間案)について
【事務局】
 会議資料1に基づき説明した。
【薬師院委員】
 資料1の2ページの検証1の後半に、「講座の受講者は、平成26年度は2人でした」とあるが、一方、目標の達成状況の表を見ると、子ども司書の養成人数は26人となっている。当初値の26人という数と、2人という数は別物なのか。2人というのはどこから出てきた数なのかを知りたい。
【事務局】
 子ども司書の養成人数の書き方だが、平成27年度までは、1日子ども司書体験をするというものと、3日間かけて本格的に図書や司書のことを学ぶ講座を行っていた。当初値の平成26年度の26人という数の内訳は、1日の体験に参加した人数が24人と、3日間の講座に参加した人数が2人となっている。

 10分間休憩

【飯塚委員】
 今回の中間案の具体的な取組のうち、新規と書いてある事業のことで質問したい。
 まず、資料1の、19ページの(2)家読(うちどく)事業の啓発・推進についてだが、家庭における読書活動の推進が一番難しいのだと思う。小学校や中学校等で朝読書の時間に読書に触れる機会はあるが、家庭だと生活習慣が出来上がっており、その中で読書活動をしようという雰囲気作りが一番難しいと思うが、これはやらなければならないことだろうとは思っている。資料に「家庭での読書習慣を設ける方法等の情報を提供し」とあるが、具体的にどのような方法を考えているか教えてほしい。
 次に、20ページの(13)中高生等への学習機会の提供の中で、「読書活動につながる講座等を実施し」とあるが、これは例えば作家の講演会等なのか、今考えている具体的な内容があれば教えてほしい。
 また、22ページの(24)子どもや子育て世代向けのコーナーの充実について、そのコーナーは名作絵本等の「読み継がれる絵本」のコーナーだけなのか、あるいは親向けのコーナー等があるのか知りたい。
【事務局】
 まず、(2)の家読(うちどく)を推進するための情報提供だが、現在も行っているが、ブックスタートの際に、本を読み聞かせする以外に図書館の事業や赤ちゃんのためのおはなし会の紹介や、赤ちゃん向けの本のコーナーがあるので足を運んでほしいという呼びかけ等を行っている。また、赤ちゃんのためのおはなし会の後に、読書の相談を受け付けたり、図書館を知っていただく時間を設けたりして、読書の啓発をしているところである。
 続いて、(13)中高生等への学習機会の提供だが、中部大学に講師を依頼し講座を開く予定をしている。内容は、文化や芸術に関することや将来なりたい職業に役立つ本のことや、これまでに過去からどのように本が作られ使われてきたか等の本の歴史に関すること等、中高生が興味を持てそうなものを考えている。直近では、将来に役立つような本の紹介ができたらと考えている。
 次に、(24)子どもや子育て世代向けのコーナーの内容については、基本的に絵本やおはなしの本を揃えることを考えている。例えば、親や祖父母も読んだことのある本で、次の世代へ読み継いでいきたいと思う本等を充実させていき、簡単に手に取ることができ、親子で読める本を紹介していく予定である。
【薬師院委員】
 資料1の22ページの(25)読み聞かせ動画等の配信について、良い取り組みだと思う一方で、今回のコロナ渦でいろいろな図書館が読み聞かせ動画を配信し、中には著作者の許諾を受けずに配信して問題になったところもあった。日本図書館協会から日本書籍出版協会に、質問書か要望書が出されて、日本書籍出版協会から回答があったという報告があった。読み聞かせ動画を配信しても良いという本のリストがあり、その中からであれば配信しても良いということになっている。図書館雑誌の8月号にその記事が掲載されている。一方、春日井市の場合は、春日井市に伝わるお話を読み聞かせしているとのことで、この著作権の話とは別の話になるかもしれないが、日本書籍出版協会から出ているリストには載っていない本だと思われるが、著作権処理等は大丈夫か、気になったので確認したい。
【事務局】
 これは、『春日井のむかし話』という春日井市が発行している本を読み聞かせ動画に使っている。配信については、当時編集に携わった関係者や挿絵の作者にも確認を取って、許可をいただいている。

(2)その他
【事務局】
 アンケートの一部項目を再調査及び集計し、書面にて報告する予定をしている旨を報告した。
 委員からの質問・意見はなし。

 午後2時52分に協議会を終了した。
     
 上記のとおり、令和2年度第4回図書館協議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、議長及び出席者1人が署名する。

         令和2年12月24日  

議長 内匠 育代 

署名人 飯塚 富惠    

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