特別展「書の美、書の価値~つたえるということ~」
イベントカテゴリ: 祭り・催し 講座・教室(学ぶ・聞く) 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
道風記念館開館40周年記念特別展
「書の美、書の価値~つたえるということ~」
「書」とはなにか。
伝達手段の最たるもの、言語。言語を固定化したもの、文字。文字を表現したもの、書。
書は、伝達手段のひとつであり、文字を素材とした美術です。
この展覧会では、日本の書の美を味わいつつ、古来書が果たしてきた「つたえる」という役割に焦点をあて、書の価値を改めてみつめます。
会期
令和3年9月11日(土曜日)から10月3日(日曜日)まで
※9月14日(火曜日)から開催します。
会場
春日井市道風記念館
休館日
月曜日(9月20日は開館し、21日は休館)
開館時間
午前9時00分~午後4時30分
観覧料
一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要。)
展示品紹介
1. 最古の漢字 ー天につたえるー
文字は占いに用いられ、神託などを刻した特別なものであった。
甲骨文(実物・拓本)/大盂鼎拓本
2 文字の伝播・普及 -人々につたえるー
篆書から隷書、そして草書、行書、楷書へ。漢字は汎用性を獲得しながら姿を変え、広がっていった。
瑯琊台刻石拓本/礼器碑拓本/王羲之尺牘「十七帖」/六朝写経断簡/伝聖武天皇筆賢愚経断簡(大聖武)/紫紙金字金光明最勝王経(国分寺経)/空海筆金剛般若経開題断簡
3 仮名 -日本語をつたえるための文字ー
平安時代中期、仮名は漢字をもとにして創造され、王朝文学を書き表すことによって美しく磨かれた。
藤原伊房筆藍紙本万葉集切/伝藤原佐理筆綾地歌切/伝紀貫之筆高野切(第一種、第二種、第三種)/伝宗尊親王筆十巻本歌合断簡/伝小野道風筆八幡切/伝小野道風筆本阿弥切/伝藤原公任筆石山切/伝藤原佐理筆通切
4 手紙 -かの人につたえるー
人から人へ文字で思いを伝えるものとしての代表格、手紙。
藤原佐理筆国申文帖/文泉抄紙背文書/千利休書状/烏丸光弘書状/松花堂昭乗書状
5 名跡 -今につたえられる書美ー
書は、時代時代の事象のみならず、その書かれた時代の雰囲気や美意識をも伝えてくれる。日本の書の流れを名跡でたどる。
小野道風筆絹地切「紅線毯」/藤原俊成筆補任切/藤原定家筆明月記切/伏見天皇筆古今集切/尊円親王筆能勢切/正徹懐紙/一休宗純筆大燈国師上堂語/近衛信尹色紙/本阿弥光悦筆竹下絵和歌巻断簡/近衛家熈懐紙/鄭嘉訓書幅/北島雪山書幅/池大雅書幅/貫名菘翁書幅/手鑑「落葉集」/短冊手鑑
開館40周年記念式典・講演会
日時
令和3年10月2日(土曜日) 午後1時30分から午後3時15分まで
※9月11日は中止し、10月2日に延期いたします。
講師・演題
古谷 稔氏(東京国立博物館名誉館員、道風記念館顧問)
ー「書の美」、「書の価値」を考えるー
福田哲之氏(島根大学教授、道風記念館顧問)
ー中国における書文化の生成ー
会場
春日井市道風記念館2階会議室
※終了しました。
- 開催期間
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令和3年9月11日(土曜日)から令和3年10月3日(日曜日)まで
- 開催時間
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午前9時 から 午後4時30分 まで
- 対象
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一般
- 開催場所
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道風記念館
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