館蔵品展「半切という紙面」
令和6年度道風記念館館蔵品展「半切という紙面」
イベントカテゴリ: 観賞・コンサート(見る・聴く)
開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)
館蔵品展「半切という紙面」
書画をかくために中国で作られた紙を画仙紙といい、さまざまな大きさのものがあります。日本に画仙紙が伝えられると、そのうちの小画仙の大きさを全紙、全紙を縦に半分に切った大きさを半切と呼ぶようになりました。半切はおよそ135×35センチメートルになります。
半切の作品を掛け軸にしたものを条幅といいます。かつては多くの家庭で床の間には条幅が、欄間には半切横の額が飾られていて、それらの作品は生活のなかに浸透していました。洋間が中心になり、床の間も無い家が多くなった現在、半切の書画作品が飾られる機会は以前よりずいぶん少なくはなりました。また、大きな展覧会場では、より大きな作品が求められるようになってきました。しかし、半切が書画作品の基本であることは現在も変わりません。
今回は館蔵品のなかから半切作品のみを選んでみました。定められた形の紙の中で、書家たちがどのようにして作品をまとめる工夫をしたのか、美しい書を表現するためにいかに心血を注いだのかを注意深く鑑賞していただければ幸いです。
- 開催期間
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令和6年10月19日(土曜日)から令和6年12月15日(日曜日)まで
- 対象
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一般
- 開催場所
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道風記念館
展示品解説
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。事前予約は不要です。お気軽にお越しください。
日 時 令和6年11月10日(日曜日)・11月30日(土曜日)
各日 午前10時半から11時、午後2時から2時30分
場 所 道風記念館1階展示室
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