自主防災組織

ページID 1004209 更新日 令和5年9月29日

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 地震等の大規模な災害が発生した場合、市では全力を挙げて災害対応を行いますが、同時多発的に災害が発生した場合には十分な対応ができないことが予想されます。地域での被害防止または軽減を図るためには、住民自らが出火防止、初期消火、被災者の救出救護、避難等の防災活動を行うことが必要となります。そこで「自分たちのまちは自分たちで守る」という自主防災組織の新規発足促進及び活性化に取り組んでいます。

自主防災活動のすすめ

 本市では、昭和53年4月以来、自主防災組織づくりをすすめ、現在では皆さんのご協力により令和5年4月1日現在で251組織が結成されています。
 自主防災組織を結成すると、市から地域の防災活動に必要な資器材を貸与します。基本の資器材として、ハンドマイク、バール、のこぎり、スコップ、ヘルメット、担架、ロープ、強力ライト及びこれらの資器材を収納する資器材倉庫を貸与します。また、地域の実情に合わせ爪付きジャッキの貸与や、可搬式動力消防ポンプ、階段救出用搬送器具、折りたたみ式リヤカーのうちいずれか一つを貸与しています。
 

自主防災組織の活動

 自主防災組織の活動には、日頃から行う活動(平常時の活動)と、災害が発生した際の被害の発生防止や拡大防止を行う活動(災害時の活動)があります。

  1. 防災知識の普及啓発
    防災対策では、住民の一人ひとりが関心を持って準備することが大切です。防災の知識を普及するためにみんなが集まれる楽しいイベントなどを開催してみましょう。
    [ 例 ]
    • 防災新聞を作成する・防災地図を作成する・防災講演会を開く
    • 地域のお祭りや運動会などで防災イベントを開く・防災キャンプを開くなど
  2. 防災点検
    防災の基本は自分の住む町をよく知ることです。地域の危険な場所や防災での問題などを把握して、必要があれば改善できるよう働きかけてみましょう。
    [ 例 ]
    • 各家庭の防火用品の点検・燃えやすいものの放置状況
    • ブロック塀や石垣、看板、自動販売機など倒れ易いものの点検
    • 街頭消火器や貯水槽などの配置場所の確認
  3. 防災資器材の整備点検
    防災資器材の活用は災害のときに力を発揮します。地域の状況に応じて準備しておきましょう。また、防災器具庫に保管されている資器材を日ごろから点検しておきましょう。
    [ 例 ]
    • 資器材の購入・防災器具庫内の資器材の点検・各家庭の防災用品の点検
  4. 防災訓練
    防災訓練は、いざというとき的確に対応するには欠かせない活動です。地域住民の積極的な参加を呼びかけて訓練しましょう。
    [ 例 ]
    • 取扱い訓練(消火器・可搬式動力消防ポンプ・器具<担架など>)
    • 119番通報訓練・避難訓練
    • 安否確認訓練
  • 自主防災組織数251組織(令和5年4月1日現在)

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防救急課

電話:0568-85-6374
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