災害時の安否確認について
自主防災組織、区・町内会・自治会等で安否確認ができる体制をつくりましょう
災害時、地域での安否確認が重要
大規模地震等の災害が発生した場合、速やかに隣近所、地域単位で安否を確認することにより、必要な場所に素早く救助に向かうことができ、犠牲者を一人でも多く減らすことにつながります。
事前に安否確認方法を決めておきましょう
いざという時に迷うことなく安否確認ができるように、あらかじめ安否を確認する方法を決めておきましょう。地域の実情に合わせて、やりやすい方法で考えましょう。
●「無事」をどう示すのか(例:安否確認ファイル、安否カード、色を指定したハンカチ、タオル、ごみ袋などを玄関前やポストなどの屋外から見えやすい場所に掲示する)
●どの災害規模で安否確認を行うのか(震度など)
●誰がどの範囲の安否を確認するのか(例:組長が自分の組の世帯を確認する)
●「無事」を示していない世帯への対応をどうするか(例:インターホンやドアを叩いての呼びかけは必ず行う)
●確認した安否情報を取りまとめる場所をどこにするのか(例:自主防災組織の防災倉庫がある場所)
●確認に周る回数や間隔をどうするか
これらのことをはじめ、安否確認方法を具体的に地域で話し合って決めておきましょう。
安否カードの基本デザインを作成しました
「無事」を示す手段のひとつである、安否カードの基本デザインを作成しました。ポストに挟んだり、玄関扉のドアノブや門扉にひもでかけたりして使用します。パワーポイントのデータなので、地域の実情に合った内容に編集してお使いいただけます。このほか、確認した結果を記録する安否確認用紙の参考例も掲載しておりますので、地域で決めた確認方法に合わせて編集してお使いください。いざというときに備えて、日ごろからの準備と訓練をお願いします。
安否確認訓練をしましょう
いざという時に迷わず安否確認を行うためには、日ごろからの訓練が大切です。安否確認方法を決めたら訓練をしましょう。
訓練に使用いただける資料を掲載しますので、必要に応じてご活用ください。