排水ポンプ場の運転調整

ページID 1018649 更新日 令和5年6月12日

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排水ポンプ場の運転調整

排水ポンプ場の役割

 春日井市が所有する排水ポンプ場は、大留ポンプ場、熊野桜佐ポンプ場、南部暫定ポンプ場、南部ポンプ場、勝西ポンプ場の合計5箇所あります。大雨で河川の水位が上昇すると、増水した河川の水圧によって居住区域の雨水が河川へと流れ込みにくくなります。それをポンプの力で強制的に河川へ排水するのが排水ポンプ場の役割です。

排水ポンプ場の運転調整

 数十年~数百年に一度の大きな豪雨により河川の水位が危険な高さまで上昇し、越水(堤防から水があふれること)や破堤(堤防が決壊すること)の恐れがある場合に、やむを得ず排水ポンプ場の運転を停止することがあります。河川管理者がルールを定めるもので、これを排水ポンプ場の運転調整(以下、運転調整)といいます。

 

運転調整のメリット・デメリット

 運転調整をすることにより、河川の水位が上がりにくくなるため、越水や破堤により人や家が流されるなどの甚大な被害が出るリスクを抑えることができます。一方で、降った雨は河川に排水されなくなるため、居住区域の浸水被害が大きくなるおそれがあります。

 

庄内川における運転調整

庄内川の管理者は国で、名古屋市と春日井市の排水ポンプ場を運転調整の対象としています。運転調整は、以下のルールにより行います。

1) 庄内川枇杷島橋水位観測所における水位がT.P.8.00m(※1)に達したとき
全てのポンプ場を停止
2) 新川の下流域もしくは上流域が排水調整を実施し、庄内川の出水が新川洗堰を越流するとき
新川洗堰より上流のポンプ場(春日井市は全てのポンプ場)を停止
3) 破堤または越水したとき
破堤または越水が発生した地点より上流のポンプ場を停止


※1 東京湾平均海面からの標高 … 一般的な標高のこと

 

事前の準備と早めの避難を

 周辺住民・事業者の方は気象情報や避難情報に十分注意し、事前の準備と早めの避難をお願いします。

 

お問い合わせ先

このページについて、大留ポンプ場・南部暫定ポンプ場についてのお問い合わせ:河川排水課
熊野桜佐ポンプ場についてのお問い合わせ:下水建設課
勝西ポンプ場・南部ポンプ場についてのお問い合わせ:上下水道経営課,勝西浄化センター,南部浄化センター
防災情報・避難情報についてのお問い合わせ:市民安全課
下記電話番号または専用フォームよりお問い合わせください。