企画展「藤田蒼碩の書」

ページID 1037541 更新日 令和7年10月28日

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令和7年度道風記念館企画展「藤田蒼碩の書」

イベントカテゴリ: 祭り・催し 講座・教室(学ぶ・聞く) 観賞・コンサート(見る・聴く)

開催エリア(中学校区):南部地区(中部・知多・味美)

企画展「藤田蒼碩の書」

一点一画のアンバランス。視点を引き全体を見渡すとみえる余白との調和。

道風記念館 企画展「藤田蒼碩の書」チラシ表

 藤田蒼碩(本名、喜一)は、明治34年(1901)に愛知県春日井市南下原町で生まれました。20歳から台湾総督府に勤務し、書画・俳句・和歌などの素養を積みました。戦後帰国し、春日井市民美術展の創設や、小野道風公奉賛全国書道展覧会(道風展)の運営に参画するなど、郷土の書道文化振興に尽力しました。また書道研究春鵞会を主宰し、日展会友、中部日本書道会顧問などを務めました。
 蒼碩の書は、一字一字をみるとバランスが悪いようにもみえますが、全体を味わうとそのまとまりに納得できる不思議な書です。何気なく書かれているようでありながらその奥には高い見識があり、鋭い感性、自由な表現力によって書かれているのです。手島右卿をして「最高の文人の書」と言わしめた蒼碩の書には、ユーモラスさ、親しみやすさ、余裕の感じられる独特の魅力があります。
 今回の企画展では、そうした蒼碩の魅力あふれる書作品だけではなく、これもまた独特の魅力がある絵のある作品や、余技として書かれた皿や湯呑なども展示します。楽しくご鑑賞いただけることと思います。
 

開催期間

令和7年10月25日(土曜日)から令和7年11月24日(月曜日)まで

対象

一般

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このページに関するお問い合わせ

いきがい創生部 道風記念館

電話:0568-82-6110
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