在宅酸素療法中の火災危険について

ページID 1026357 更新日 令和6年1月10日

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新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加しています。

在宅酸素療法を行う際は、火気の取扱いに十分注意してください。

火災事例(大阪府)

 病気のため自宅で酸素吸入していた患者さんが、たばこを吸おうと火の点いたマッチを口元付近に近づけたところ、突然マッチの火が激しく燃え、経鼻カニューレ(酸素吸入用のチューブ)に燃え移りました。炎は瞬く間に経鼻カニューレを伝って延焼したため、この患者さんの着衣が燃えて重症のやけどを負いました。

酸素濃縮装置のイラストと燃えているマネキンの写真

酸素吸入中の火気の使用はやめましょう!!

◎在宅酸素療法を受けている患者やその家族等にご注意いただきたい事項◎

1.酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないで下さい。高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度のやけどや住宅の火災の原因となります。

2.酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。

3.火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。

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