玉野用水玉野水力発電所導水路
玉野用水は、江戸時代の享保14年(1729年)に、当時の玉野村の加藤助左衛門氏が長年の水不足を解消するため、同村へ庄内川の水を引くことを提唱し、用水が開削され玉野村の20余町歩(約20ヘクタール)の水田に灌漑(かんがい)したのが始まりです。その後、大正2年に改修され、水力発電のための導水路としても利用されることとなり、玉野地区をはじめ近年までは高蔵寺地区へも灌漑するなど、地域の生活環境に有益な影響を与えました。
物件の主な内容
- 種別
- 土木構造物
- 物件名
- 玉野用水玉野水力発電所導水路
- 所在地
- 玉野町地内
- 所有者
- 中部電力株式会社玉野用水土地改良区
- 指定年月日
- 平成12年9月13日
指定建築物等の概要
- 形式
開水路
- 指定区間
- 玉野堰堤から玉野水力発電所へ至る約2キロメートル
- 勾配
- 1/600~1/1,000