玉野水力発電所
玉野水力発電所は、玉野堰堤(えんてい)で取水し、約2キロメートルの導水路(玉野用水の幹線水路)を経て水力発電所に達し、玉野川との落差を利用して水車を回すことにより発電しています。大正10年に出力500キロワットで発電を開始し、定光寺地区はもとより一時は日進方面まで電力を供給していたといわれており、古くから地域発展の原動力として貢献してきました。
物件の主な内容
- 種別
- 土木構造物
- 物件名
- 玉野水力発電所
- 所在地
- 玉野町地内
- 所有者
- 中部電力株式会社
- 指定年月日
- 平成12年9月13日
敷地の概要
- 規模
- 8,548平方メートル
- 配置
敷地の入り口には土砂等を沈殿させ、ちりやごみを取り除く除じん機を有する水槽がある。玉野川(庄内川)に面しては、水車及び発電機を有する発電所本館が設けられている。
指定建築物等の概要
- 水力発電所
使用水量 最大4.17立方メートル/秒
落差 約16メートル
出力 500キロワット
電力供給開始 大正10年8月